旅情電波発信局

ホラーゲームや映画やその他諸々の好きな事を書き綴っていくブログです。たぶんゲームの話題多め。

ホラーゲーム批評:バイオハザードRE:4

特典&DLCなしプロフェッショナルS+とってトロコンもしたのでひさびさのレビュー書きまーす!
ちょっと時間かかっちゃったけど!

 

 

タイトル:バイオハザード:RE4
販売  :カプコン
開発  :カプコン
発売日 :2023年3月23日
ハード :PS4/5、Xbox Series X/S、Steam
価格  :7,990円(税込)

再び村民に追い回されて泣けるぜ

ストーリー
未曽有の生物災害“ラクーン事件”から 6年―。
事件を生き延びた、レオン・S・ケネディ
その能力を買われ、大統領直属のエージェントとなっていた。

任務を重ね、経験をつんだレオンのもとへ舞い込む誘拐された大統領令嬢の救出任務。
彼女の消息を追って ヨーロッパの閑村へと向かったレオン
そこで目にしたのは 狂気を湛えた村人たちだった。

いま 過酷な救出劇(サバイバルホラー)の幕が上がる―。
(公式サイトより引用) 

RE4の美麗なグラフィックで生まれ変わったバイオ4

泣けるぜ(英語ではぜんぜん違うセリフ言ってる)

 『バイオハザードRE:4』は2005年にゲームキューブで発売されたバイオハザード4』のリメイク作品。
2のリメイクから数えてREシリーズ三作目となる。

 『バイオハザードvillage』があからさまに4を意識したタイトルだったので来るかな?と思ってたら本当にリメイクされるとはびっくり。
まだオリジナル版の移植が現行機で遊べるからね。

 オリジナルの『バイオハザード4』と言えば、従来のバイオからシステムを一新してアクション性を高め、大胆な方針転換をしつつその完成度の高さから世界的に評価された一作。
まだTPSというジャンルの呼称が今ほど一般的でなかった頃に発売された革新的なタイトルでもあり、Dead Spaceなどを始めとした後の名作TPSに多大な影響を与えた偉大な作品の一つに数えられる。

また、ストーリーも大胆すぎる方針転換をしていて、シリーズの宿敵であったアンブレラ社をOPムービーのナレーションでぶっ潰したり村に入ってすぐのレオンにインディジョーンズみたいな大岩が転がってきたりアホみたいな巨像が走って追いかけてきたりなど、ギャグとしか思えないシーンの数々にホラーどこいった?とプレイヤーを困惑させたタイトルでもある。
(ちなみに自分はバイオ4のゲーム性はともかくストーリーが苦手すぎて7までバイオから離れました)

レオン君がカッコよくキメたのに4のOPで勝手に潰れたアンブレラ

旧バイオ4のギャグシーン。これでホラーは無理でしょ……

そんなわけでバイオ4は自分の中では「ストーリーをもうちょっとこう……、なんとかうまい事して欲しい……」みたいに思ってたタイトルだったのだが、今回のリメイクでどう変わったのか早速見ていこう。

REシリーズの集大成なリメイクっぷりに泣けるぜ

 今作で最も素晴らしい点は、オリジナルの4のシナリオアレンジっぷりが素晴らしい所。
RE3では大胆にアレンジしすぎてて賛否両論(やや否より)だったけど、今回はかなり忠実にオリジナルの展開をなぞりつつ、旧4プレイヤーを驚かせるような改変もある!
正直発売直前まで「孤島ステージはまるまる削除されてるんじゃないか」とか「お城の迷路なんか無くなってるだろうな……」とか思ってたけど、普通に残ってておったまげた。
じゃあ今からでもRE3の時計塔とか返してくださいよ!グレイブディガーも!

 基本的に4の主な要素はきちんと拾っていて、籠城戦や水の間もちゃんとあるし、急に飛び出してくる謎の火だるま戦闘員とか湖面を撃つと飛び出してくるデルラゴ(即死トラップ)やカブトムシみたいな、細かいネタまできっちり拾ってきてる。

巨大サラザール像が残ってるなんて思わなかった件

元の4にちょっとだけあった死体袋も今回ビックリの拾われ方をしている(画像はリメイク前)

 そんなところまで拾う!?ってところまで細かいところまでオリジナル版から拾ってきててびっくりする。
それでいてしっかりRE仕様にシリアスチックに仕上げているのだから驚きだ。

 かなり様子のおかしかったバイオ4のシナリオをここまで持ち直したことに正直言って脱帽。
発売されるまでは絶対にRE3並みに改変されると思ってたからね!
それでも若干元のギャグ感が拭いきれない箇所もあって元の4の"強さ"もちょっと感じるけども。

デルラゴ戦の無限銛も残っててビックリ

 登場キャラクターのアレンジ具合も秀逸。
RE2と3ではキャラの改変が大きかったけれど、4ではオリジナルを踏襲しつつ魅力的なアレンジがなされている。

 特に絶妙なアレンジという点ではルイスとクラウザーが顕著かな。
ルイスはオリジナルだとキャラが立ってきた頃にあっさり退場しちゃう残念なキャラだったんだけど、今回は少しコミカルなキャラになった上で、レオンのパートナーとしてしっかり活躍してくれる!
自分が今作一番好きなキャラはルイスです。
物語がぐっとシリアスになった分、ルイスが貴重なムードメイカー役を担ってくれてルイスと一緒のパートはすごく楽しい。
ルイスと一緒のトロッコパートなんか最高のアレンジだと思う。
あのシーンをVRで遊びたいわ!

チェーンソーで切られても死なない頑丈で頼れる相棒ルイス

初見時に超楽しかったトロッコパート

 クラウザーはオリジナルだと、チャプター5-3にいきなり出てきてさもシリーズ常連かのような態度で唐突にレオンとの因縁を語りだし、そのチャプターで退場するという変なキャラだった(その後ダークサイドクロニクルでエピソードが補完される)。
よくわからないキャラクター性と弱すぎるナイフ耐性を持つクラウザーは、猶予が短すぎる凶悪QTEQTEのせいでスキップ不可なムービーで旧作プレイヤーを苦しめ、同時に強い印象を与えた特徴的なキャラだった。

 RE4ではレオンの元上官に変わり、OPムービーから登場するようになって、オリジナルのようなポッと出感のあるキャラクターではなくなったぞ!
ついでにナイフ耐性も高くなった。
オリジナルにもあった卑怯さにも磨きがかかって、更に卑怯な手段でプレイヤーを陥れてくる。お前はロレントか?
でもなぜか最後にちょっと良い人風な空気を醸し出して去るという、特有の変な雰囲気は旧クラウザー感が出ててほんとクラウザーって感じ。
最後にふわっと師匠感出したってお前が悪人だってことに変わりねえからな!

結局なにがレオンとコインの裏表なのかはよくわからないクラウザーさん

 そんな感じで今回はRE3で小物臭溢れる悪党にされたニコライみたいな残念改変は無く、元の4を遊んでても納得のキャラアレンジがされている。

 グラフィックもカプコンの実力を感じさせる美麗な仕上がりで、文句なくフルプライスタイトルの風格を思わせる。
REエンジン使ったバイオのグラフィック毎度毎度すごいよね。
よくこんなハイペースで新作だせるよな……。
村をじっくり見て回るだけでも楽しいし、グラフィックが良いだけでも楽しみが増える。

これがREエンジンで描かれたトイレだ!(ゲーム中登場する唯一のトイレ)

パリィの追加と豊富な武器に泣けるぜ

物語の再構築が素晴らしい一方で、戦闘面ではオリジナルから大幅に変更が加えられた。

 まず操作が従来のREシリーズとほぼ共通化
オリジナルに比べて動作にタイムラグがあり、オリジナルの感覚で操作すると被弾しやすい。
またREシリーズにあった十字キーによる武器入れ替えにも対応したが、武器の入れ替え速度がやや遅いため、あらかじめ戦略的に考えて武器チェンジしないと追い込まれやすくなった。

 だが一方で重くなった動作を補う様に、新要素として今作からナイフパリィが追加されている。
敵の攻撃にあわせてナイフパリィすることで、相手の攻撃を無効化したり、体勢を崩して体術を叩きこむことが可能になった。
つまり実質SEKIROってことね。
このナイフパリィがかなり面白くて、慣れてくると攻撃を次々パリィして攻略を有利に進めることが出来る。
その代わり、パリィするほどナイフの耐久力が減少するため、ある程度考えて使わないとナイフを失ってしまう恐れがあり、この駆け引きとリソース管理が面白い。

パリィで体幹を削って忍殺するのだ(違う)

 またナイフによるステルスキルも追加されており、正面切って敵と戦うか、陰から一人ずつ始末していくか選べる場面も多く、立ち回りの幅がオリジナルから増している。

ガラドールにステルススタブを決める。ただしこれは見た目のわりにダメージが出ない罠

 総じて今作はナイフの性能が高く、RE2のように耐久力はあるものの、オリジナルの4と比べても遜色がないほどナイフが頼れる性能となっている。
自分も最初はナイフの耐久性システム要らなくね?って思ってたけど、プライマルナイフ無限化したらSTANDARDくらいの難易度ならナイフ一本でほぼ敵殲滅クリアできて、そらナイフ耐久性になるわ……って思うぐらい強い。

 ナイフ以外の武器もオリジナルから少し追加されて、より幅の広い楽しみ方ができるように。
代表的なのがマインスロアーに替わって登場したボルトスロアーで、ボルトに爆薬を装着すれば従来のマインスロアーのように使える武器だ。
扱いが難しいものの可能性を感じる面白い武器になっていて今後の研究が楽しみな武器である。

今作は武器バランスが非常に良く、どの武器を使って攻略するかも面白いポイントの一つ。
S+挑戦時ですら人によって武器の選択に幅が出るほど。
アサルトライフルのCQBRくんはネコミミないとちょっと使いにくいけど……。
タイプライターに武器を預けられるようになったので、いろんな武器を試しやすくなったのも良い改変ポイント。

もっさりレオンに泣けるぜ

今作は難所に次ぐ難所のラッシュ。いつでも気を抜くと死ねる

 システムが色々変更されて全体的なプレイ感覚がどう変わったか。
一口で言えば、ストレスを感じる方向に難度が上がった。

 原因がいくつかあって、まず一つが操作感が重くなったこと。
レオンが走ったり方向転換したり、走りからしゃがみに移行する時など、アクションの端々で隙が出来る。
武器を構えたり、武器を持ち換えたり、リロードするにもかなりの隙を晒してしまう。
特に今回はリロードにキャンセルがかからなくなったのが大きくて、不用意なリロードは死を意味する。
リロード途中で攻撃喰らうともう一回リロードやり直しになるのも辛い!

 梯子を昇ったり、段差を乗り越えたりする時などのさまざまなアクションに無敵がほとんどつかなくなったのも大きくて、安易にアクションを行うと敵から袋叩きに遭うこともしばしば。
オリジナルプレイ時の感覚で梯子を使うと大変なことになるぞ!

 レオンがオリジナルと比べて弱くなった一方で、敵の方は怯みにくくなり、以前のように「敵の頭を撃って体勢を崩した隙に体術を叩きこむ」という戦法はあまり取れなくなった。
オリジナルならガナードの頭を撃てば一発で怯んだんだけど、今回は撃ってもなかなか怯まない!
低難易度の序盤ならまだ怯んでくれるのでオリジナルの4みたいな蹴り主体の戦いが出来るんだけど、標準のSTANDARDですら終盤は怯みを取るのが難しくなっていく。
最高難易度のPROFESSIONALでは「体勢が崩れたらラッキー!」程度に思っておかないと厳しい。
さらにレオンの蹴りも大幅に弱体化されており、攻撃範囲の大幅縮小と無敵時間の減少を受けてしまっている。
何より大きいのが、蹴りで倒した時に寄生体が出なくなる仕様が削除されてしまったこと!
このせいでガナードを蹴りに行くメリットが大・大・大減少!!

 一応、まだ初期のハンドガンよりは蹴りの威力のほうが全然強いんだけど、元のレオンの蹴りが大量虐殺キックだったのに対し、今作の蹴りは普通の殺人キック程度に落ち着いてしまって悲しい!
いやまあ、銃弾より強いキックってよくよく考えると十分ヤバイ威力ではあるんだけど、合衆国エージェントならもっと頑張ってもらわないと。

こういうのが積み重なって、結果的に乱戦がめちゃめちゃしんどくなった。

まともに集団とやりあうとマジキツイ。特に素手が混じってるとき。

 そもそもの話、視野が狭く、キャラの動作重いREシリーズの仕様が集団戦に向いてない。

オリジナルの4ならガナードの集団が来ても適当に誰かの頭撃って蹴れば一気に大逆転できる爽快感があったんだけど、今作はそういうムーブが非常に難しい。

蹴りの範囲が弱い上に、蹴りを繰り出すときに大きく前進してしまう関係上敵の集団に飛び込んでいってしまうからだ。
囲まれてしまってってから慌てて逃げようにも、今作の動作が重いレオンでは咄嗟の逃走も難しい。
相手の体勢を上手く崩せても蹴らない方が良い事がかなり多く、旧作の「困ったらとりあえず蹴れ!」というムーブは封印した方が良くなった。

 じゃあパリィで何とかしよう……と思っても、数多く出現する素手ガナードの掴みはパリィできないという大きな欠点が。
このせいで武器持ちより素手ガナードが厄介という変なバランスになってる。

敵集団の中の一人が不意に掴みかかって来たときに、高難易度はわりとどうしようもない。(一応、タイミングよくしゃがめば掴みをすかせない事もないが、しゃがみが遅いので……)

驚異の吸い込みの掴み攻撃。体力的にもタイム的にも一番厄介な攻撃

とはいえ「RE4のゲームバランスが破綻してるわけではない」ってのはきちんと断っておきたい。
あくまでオリジナルとゲームの方向性が大幅に違っているってことね。
オリジナルは頭や足を撃って一発逆転の爽快感があったんだけど、今作はあんまりそういう方面の爽快感はない。
敵の配置がわかってたら戦うよりもショットガンなり閃光手榴弾なりで敵をスルーした方が良いっていう、いつものREシリーズの遊び方に変化してる。
4というより4以前の昔のバイオっぽい遊び方に戻ったような……。

ここはもう本当に個人の好き嫌いだとは思うんだけど、自分の場合、戦闘に関してはオリジナルの方が好きかなあ。

オリジナルの4は集団戦が多いゲームだった分、今作でもやはりたびたび集団戦が発生するけど、初見の時は本当にきつかった!

オリジナル経験してるとついつい蹴っちゃってピンチになるんよね。

元の4だと蹴ったらOKの場面で蹴れないのがストレス

 武器の照準システムが狙い撃ちに向いていないのも、元の4っぽく遊びにくい理由の一つ。
しっかり構えて照準を絞ってからじゃないと、弾が散らばってどこに飛ぶかわからない仕様なんだけど、これのせいで頭部撃ちがリスキー。
当てやすいハンドガンでも外れる時は外れる。
ガナード相手だと胴撃ちが当てやすくてダメージも高めな上に怯ませやすく、安定択になっちゃうのは、個人的にはイマイチだなと感じたポイント。
撃ちにくい頭撃った時のリターンがもうちょっと欲しかったなあ。
ガラドールやアルマデューラみたいな弱点を狙い撃たないといけない敵も対処しづらくて、若干ストレス。
もうちょっと照準絞りやすかったらよかったのになあ。
その分狙ったところに飛ぶライフルが地位上がってるところもあるから難しい所ではあるんだけども。
オリジナルのバイオ4は狙い撃ちが楽しいゲームだったから余計に残念に感じちゃうのよね……。

当てさせる気ないだろっていうハンドキャノンのレティクル

 照準に関する話で言うと、一番苦労させられるのが射的場。
特殊な効果を得られるチャームを手に入れたり、実績取得のためにはプレイが必須なミニゲームなんだけど、照準の仕様のせいで本編以上にフラストレーションが溜まる。

特にTMP使った時!
なんだよあのガバ照準!
あんな照準とリコイルで狙い撃ちさせるとか馬鹿じゃねえの!

TMPが絡む射的は運ゲーと化してて、遊んでて全然楽しくない。
Sランク取得のノルマだけならさほどキツくないのだけは救い。
でも完璧主義な人が、ドクロを全撃破狙ったりすると発狂しそう。

せめて射的場のTMPだけは特別仕様で弾がまっすぐ飛んだらよかったのに!
レッド9も大概まっすぐ飛ばないしな!

狙ったところに弾が飛ばない射的。ふざけんな!さっさとトークンよこせ!

 でも射的場はともかくとして、全体的なゲームバランス自体はすごくよく調整されていて、特典&DLC無しPROFESSIONAL S+でも余裕をもってきちんとクリアできるバランスになってるのは素晴らしいポイント。
 いくつかの難所と、後述するボス戦はちょっと理不尽なとこあったけど、S+狙うことで見えてくる意図もあって、タイム詰めていく過程で楽しい部分がいくつも出てきた。
ランダム性と敵配置・固定の弾配置のバランスが絶妙。

 元の4のように戦闘自体を楽しむというよりも、戦闘を最小限にするタイムアタックで輝くゲーム性になったのかなと感じた。
だから今までのREシリーズで積極的にSランク狙ってたり、タイムアタックが好きなプレイヤーには楽しいタイトルだと思う。

RE系操作の限界に泣けるぜ

 今作でもう一つ気になったのは、ボス戦がいまいちシステムと噛み合ってないと感じたこと。

 例えば今作は大型のボスが多いんだけど、カメラの視野が狭いせいでボスのモーションが良く見えない場面が多発する。
そもそも敵がカメラに収まらなくて、何されてるのかわからなくて死!みたいなの慣れないうちは本当に良く起こる。

 試行錯誤して敵の攻撃の避け方がわかってきても、操作のもっさり感でレオンの動きが間に合わなくて死みたいなのも頻発。
今作は特に敵の動きが速いことが多くて、避け方がわかってても操作するまでの猶予がタイトでシビア。

 これらが合わさって初見時は特にボス戦がストレスに感じた。

 今回は直感的に避け方がわかりにくい攻撃が多いってのも一因としてある。
全体的に攻撃範囲がわかりにくいし、パリィできる攻撃できない攻撃、QTEで避けられる攻撃と避けられない攻撃の種類の差とかも咄嗟に区別しにくい。
打撃攻撃なのにこれパリィできないのかよ!とか、掴み攻撃はしゃがみで避けられんのかよみたいな。
サドラーの叩きつけはパリィできるのにハンマー大男のハンマーパリィできないのなんなん?
そもそもQTEやムービー時の動きで攻撃避けろよレオン!ってなる。ならない?

 ボス戦のなかでもとりわけキツいと感じたのがサラザール
天井付近を動き回って酸を吐きながら、足元に地雷のような肉塊を設置してくるという……。
上を見ないと酸を浴び、下を見ないと地雷を踏む……。
それ同時にどっちか片っぽしか見えねーから!
PRO難易度だとサラザールの攻撃予備動作が短くて、高火力で秒殺狙わないとマジで事故る!

ガチるとだいぶ理不尽なサラザール。マグナム使えばターン回さずに瞬殺もできるっちゃできるけど……

 サドラーもノビスタドール大量召喚がだいぶ酷い。
ノビスタドール見てる余裕ねえって!

RE3の最高難易度に比べればまだ理不尽度はマシとはいえ、ボス戦は遊んでて楽しい戦いではなかった。
 今作では武器商人からロケットランチャー(右腕以外の敵が一撃)が買えて金の力でボススキップできたり、サラザールには特効で金の卵が効いたりする救済策はあるから、ある程度の配慮はあるとはいえ、もうちょっとどうにかならんのか!ってPRO初見時はキレながらやってましたね!
というか金の卵がサラザールに効くのノーヒントだとわかんねえって!気づいた人すごいわ!

全体的に今回の戦闘は、このシステムで出来る戦闘バランスの許容範囲ギリギリって感じ。
人によってギリギリ外か内に感じるかは分かれそう。
自分はだいぶストレス溜まったので、次回作以降でこれよりキツいバランスにならないといいなあ。

アシュリーに泣かされるぜ

ナイフの扱い以外にも色々と注意して欲しいアシュリー

 おそらくこのゲームを(特典コスチュームの鎧なしで)プレイする人にとって最悪の敵はまず間違いなくアシュリーである。

 今作ではオリジナルと違って好きな場所に待機させることが出来なくなった。
おまけに同行中は勝手にちょろちょろ動いて激しく邪魔。

捕まると速めに救出しないとゲームオーバー。
敵の攻撃を受けるとダウンして、ダウン中にもう一度攻撃を受けると死亡しゲームオーバー。
うっかりアシュリーを誤射すると一撃で死んでゲームオーバー。
お前、投石機の火炎弾直撃しても一発じゃ死なないのにハンドガン一発で死ぬのどういうことだよオラァ!?
オリジナルと違って待機命令が出せなくなったらこんなに鬱陶しくなるとは思わなかった!

 同行中のAIもオリジナルとかなり変更されていて、敵と戦ってる最中に射線に割って入ってくるわ、しゃがむのは遅いわ、ライフルで狙いつけてる最中に体で押して照準ずらしてくるわと、悲惨なまでの邪魔っぷり。
絶対わざとやってるだろ!
ついでにアシュリーがダウン中に担がれると、担いだ敵を倒してアシュリーが開放された後もアシュリーのダウン状態が継続するっていう地味にイラつく仕様も。
甘えてんじゃねえ!!立て!!!!!!!!!

 一応あえてアシュリーを担がせた敵をナイフで刺すことで、寄生体を封じつつ即死させられる有用なテクニックはあるものの、アシュリーがいることの損の方が圧倒的に大きい。
自分がプロS+挑戦した時の死亡原因最多はアシュリー絡み。

今捕まるのだけは勘弁してってタイミングで捕まるのなんなん?

 教会~籠城シーンまでのシーンと村長の家まで逃げるシーン、城最初の砲撃シーンのアシュリーはマジで許せねえ。
なんかアシュリーの動き方が予測しづらくて、どう動くかぜんぜんわかんないんだよね……。
一回バグかなんかで村の中央で棒立ち始めたときはコントローラー投げそうになった。アシュリーのAIだけはマジでなんとかなんなかったのかってプレイ中100回ぐらい思った。

 というか今回アシュリーと同行パートはめちゃめちゃアシュリーが重荷になるから彼女にヘイトが溜まる一方だよ!
役に立つのアルマデューラ戦の時ぐらいだよ!普通に戦ってもアルマデューラそんな強くないけど!

 グラフィックは可愛くなってるし、服装もオシャレになってるけど、可愛くなった以上のウザさでプレイヤーの心を塗りつぶしてくる。

 何かクリア特典を一つ選べって言われたら迷わず鎧アシュリー選ぶわってぐらい、アシュリーには苦労させられた。
本当は体内のプラーガに操られて故意にレオンを苦しめてるだろ!
マジでお前いい加減にしろよ!!!!!
RE4はアシュリーが一番ストレスだったわ!!!!!!!!!

一番泣けるぜ

総括

REシリーズとしては傑作。
オリジナルの4と比べると好き嫌いが別れる。

 REシリーズの中では最大のボリュームで、オリジナルの尊重度、リメイク具合のバランスもこれ以上ないぐらい素晴らしい。
反面でアクション面ではREシリーズ系のやや重い挙動とバイオ4らしい乱戦やボス戦が噛み合ってなかったりで、ややストレスに感じる部分がある。

 良いゲームだし傑作の部類には入るんだろうって頭ではわかっていても、元の4のゲーム性が好きだと方向性の違いが気になって、少し複雑な気持ち。
特にアシュリーに苦しめられた思い出は決して綺麗な物では無い。

ただ元の4を最大限に尊重したリメイクではあるし、シナリオ重視・グラフィック重視の人には自信を持ってオススメできるタイトルだ。

 個人的には敵の強さ・硬さはプロフェッショナルのまま、怯みやすさは旧バイオ4に近いバランスのモードが追加されたら非常に嬉しいかなーって。

REシリーズはコスパがよく槍玉に上げられるけど、今作は初見だとクリアでも10時間以上はかかるしフルプライスに文句なしの充実した内容。

旧バイオ4よりREシリーズが好きな人、アシュリーにキレない心の広さを持ってる人なら神ゲーなんじゃないかな。

自分もなんだかんだ言いつつ120時間くらい遊んだのでどっぷりハマってはいるんだけども。

とりあえず、DLCで(たぶん来るであろう)エイダ編を楽しみに待ってます。
あと一番欲しいベロニカのRE開発してくれー!

関連作品

ゲーム
   ・バイオハザード
     ・・・・・・リメイク前。結果的にゲーム性がだいぶ違うので遊び比べると面白い。