仮面ライダーエグゼイドトリロジー アナザー・エンディング 仮面ライダーゲンムvsレーザーを観てきた

観てきましたよ、エグゼイド実質の最終話。
本当は劇場公開初日に観に行ってたんだけど、気持ちの整理やエグゼイドロスで書くのに時間かかってしまった。

Vシネマ『仮面ライダーエグゼイド トリロジー アナザー・エンディング』公式サイト

www.ex-aid-trilogy.com

ということで、あまりネタバレ無しで感想を。

ネタバレありな後半部分の感想はこちら
この記事の続きになってます

denji-ch.hatenablog.com

 
いきなり仮面ライダーゲンムゾンビゲーマー大量発生から始まる三部作最終作。
ガタキリバを彷彿とさせる増殖っぷり
予算が！予算が！

ゲンム達は人々をゾンビに変えていき、ニュースでも報道される大事態に。
しかし、「仮面ライダーゲンム大量発生」のニューステロップ、パワーワード感ある。

ドクター達も困惑する中で、ナビゲーター役の燕尾服を着た量産型檀黎斗が出現。

中身も増殖してんのか……

量産型檀黎斗が語るには、今の状況は『仮面ライダークロニクル』を改造したサバイバルホラーゲーム『ゾンビクロニクル』という新作ゲームらしい。
公式modですね、わかります。

ゲームルールは、各地に発生した仮面ライダーゲンムを倒すたびに今までゲーム病で消滅した人を一人、ランダムでバグスターとして復活させる。
ただし、ゲンムに負けるとかゾンビに襲われると自分もゾンビにされ、二度と元には戻れないえげつないゲーム。

広がっていく混乱の中、檀黎斗とは少なからぬ因縁のある仲である九条貴利矢が、事態の収拾を図って単身で檀黎斗に挑むのだが……

遂に登場するゴッドマキシマムマイティXガシャット。

レベルはビリオン。10億。

アホかｗ

 レベルなんてお前のさじ加減だろ！と貴利矢からもツッコミを受けつつも、遂にその実力を示すゴッドマキシマムマイティXだが、その戦いっぷりは


宇宙キター！！

DETAIL OF HEROES 仮面ライダーフォーゼ特写写真集 青春スイッチ・オン! (DETAIL OF HEROES 7)

 ゴッドマキシマムマイティXの力は、どんなゲームも作りだし、自分の力に出来るという無茶苦茶な力。

九条貴利矢相手には宇宙崩壊の危機から地球を救うゲーム『コズミッククロニクル』を奮い、一切の攻撃を寄せ付けない。

いや、戦いぶりを見る前には「レベルビリオン？どうせ数字だけ強いパターンでしょｗｗｗｗ」なんて思ってたんだけど、実際に見るとヤバい。宇宙ヤバい。
フォーゼよりもコズミックエナジー使ってそうな勢い。

もしかしたら、平成ジェネレーションズFINALで如月弦太朗の事を知ったことから着想得てたりすんのかな……とか思った。ライダーは助け合いだな！ 

わかりやすい無理ゲーっぷりを見せつけられる中、はたして檀黎斗を止められる方法はあるのか？ ここから先は超面白いので実際に観て自分の目で確かめよう！

ここからの内容は、この記事で少し触れてます

denji-ch.hatenablog.com

映像作品としてのエグゼイド総決算な感があるゲンムvsレーザー。
一年以上作品を追い続けた１ファンとして、高まった期待を真っ向から打ち破ってくれる最高のエンディングだった！

 ハイパームテキが使えない中、レベルビリオンとかいう小学生が考えた悪ノリみたいな神をどうやって止めるのか。
もうね、そこをそうやって繋げるのかー！！って脱帽。

シナリオの完成度は言うまでもなく、今まで強烈なネタキャラとしてファンに扱われがちだった「檀黎斗」を人として掘り下げた内容に、途中から涙が止まらなかった。まさか檀黎斗に泣かされるとは思わなかった。
エグゼイドはやっぱり檀黎斗の物語でもあったんだなと再認識させられる。
そもそも全部檀黎斗って奴の仕業だしな！

九条貴利矢と檀黎斗との、敵でもあり最大の理解者でもある奇妙な因縁も一応の決着。
親友の淳吾の敵でもある檀黎斗のことを心の底から許すこともできないし、かといって一緒にゲムデウスと戦った仲間でもある檀黎斗を憎むこともできない、貴利矢の複雑な心情がいい。
ゲンムvsレーザー観た後に、TV本編の黎斗と貴利矢の掛け合い見ると心にこみあげる物がある･･････。

エグゼイドはどのキャラも好きなんだけど、今回のゲンムvsレーザーで檀黎斗が一番好きになった。ネタとしての意味じゃなく、檀黎斗として。

悪役だけど、悪役じゃない。絶妙なバランスの上で成り立った人物だなと、つくづく感じた。

名場面ばかりの本作の中でも、最後の憑き物が落ちたような檀黎斗の顔が印象に残る。

檀黎斗が最後どういう心境だったのかは解釈が難しい。一筋縄ではいかない男よね。


本当に良い作品だったんだけど、最後に一つだけ。




シリアスで良いシーンの中で唐突に登場するポッピーの濡れ透けナース服は目のやり場に困る。

ということで、エグゼイドの締めくくりとして文句の無い作品だったので、エグゼイド好きな人は是非見て欲しい。


小説版エグゼイドはどんな内容になるか楽しみだ！

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