PS4,Switchで発売された2020年のホラーゲームを振り返る
あけましておめでとうございます!
昨年はホラーゲームが大豊作で、まとめるのが遅くなりましたが、2020年のPS4,Switchで出たホラーゲームを振り返ってみたいと思います。
ん?なんでタイトルにXboxOneが入ってないのかって?
XboxOneだけの独占タイトルが少なく、たいてい他プラットフォームで同時に出てるし、出てても未翻訳多いし、本体の国内シェア少ないし,なにより本体持ってないし……みたいな諸々の理由で省いてます。
Xbox SeriesX買えるようになったらそっちも追っていくかも。
というかSeriesX買うつもりでいたのに、全然買えないんだもんよ……。
Steam等で過去に発売されたゲームであっても、家庭用に初移植されたものならカウントしていきます。
また、HD化や追加要素あるなら新規扱いでカウント。
今回はVitaの移植作もカウントすることにしました。
Vitaももう過去のハードになってしまったし……。
あとホラーかどうか線引きが難しいゾンビゲーも、なるべくゾンビが主体ならゾンビ枠としてリストに入れてます。
ゾンビものと吸血鬼ものは判断に困る。
前置きも終わったところで早速見ていきましょう。
なるべく抜けの無いようにはしたつもりですが、もし忘れてるタイトルがあったらすみません。
2020年はタイトル多すぎて目次だけですごいことに……
価格はダウンロード版の価格を表記しています。
ちょっとパッケージの価格調べる余裕ないぐらい多かったんで。
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2020年1月
赤いリボン ~奇妙な夢~
赤いリボン ~奇妙な夢~ ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)
1月16日発売。
あの世とこの世の狭間に迷い込んだ少女「ロウ」が、様々な幽霊と出会うお話。
ツクールチックな2Dホラーゲーム。
低価格だから……と割り切れるかどうかが肝のボリューム。
初見でも2~3時間あれば余裕で終わるんじゃないかなあ。
雰囲気自体はまぁ悪くはないのだが、やはり短すぎる。
Steam版タイトルは『Red Bow』で日本語は収録されていない。
開発:Stranga Games
販売:ラタライカゲームス
対応ハード:PS4,Switch,Steam
価格:500円
備考:Steam版は日本語非対応
Stories Untold
Stories Untold ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)
1月23日Switch版配信開始。
PS4版は10月27日配信開始。
4つのシナリオからつづられる、テキストベースを取り入れたADV。
もろにテキストベースの『Zork』のような第一章は今の時代にかえって新鮮。
マニュアルを読みつつ適切な行動を取っていくと意外な展開に繋がっていく第二章や第三章など、バラエティに富んだ展開が楽しい。
グラフィックとの兼ね合いも素晴らしく、今風のテキストベースといった意欲作。
オススメ。
ただし純粋なテキストADVではないので、そこには注意が必要。
一人称視点の操作パートがあるので。
あとSteam版もあるが日本語翻訳が収録されていない。
値段も変わらないからPS4かSwitch版で買った方がいいかと。
開発:No Code
販売:Devolver Digital
対応ハード:PS4,Switch,Steam
価格:980円
備考:Steam版は日本語非対応
2020年2月
夕鬼 零 -Yuoni: ゼロ-
夕鬼 零 -Yuoni: ゼロ- ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)
2月6日発売。
夕暮れ時の教室の中で、謎めいたスケッチブックを読んでいると徐々に怪異現象が起きるホラーゲーム。
元々VRで開発されたホラーゲームなのだが、ジャイロ操作対応でSwitchに移植された。
初期にあった不具合の関係でこのゲームほったらかしてクリアしていないので、また改めて感想を書きます。申し訳ない!
欲を言えば、PS VRで出して欲しかったな……。
開発:トライコア
販売:トライコア
対応ハード:Switch,Steam
価格:1280円
備考:Steam版はVR機器専用
チャイルド・サイト
チャイルド・サイト ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)
2月13日発売。
FNaFに近い耐久型ホラー。
主人公は赤ん坊で、起きていると襲ってくる怪物から襲われる前に眠らなければならない。
目を瞑ってる間に睡眠ゲージが溜まって、襲われる前に睡眠ゲージをいっぱいにするとクリア。
オルゴールを巻いたり、電気を消したり、ぬいぐるみで身を守ったりと、安全のためにせわしなく動きながら、眠る為に必死に目を瞑らなければいけない。
寝れるか!
こういうタイプのゲームにしては難易度は低めで、サクッと遊べる。
開発:HANNMADE Studios
販売:Forever Entertainment
対応ハード:Switch,Steam
価格:499円(Switch),1,010円(Steam)
備考:Steam版は日本語非対応
DAYMARE1998
2月20日
もともとバイオ2リメイクを勝手に作っていた会社が、オリジナルタイトルに方針転換して作った作品。
そんなわけでバイオRE:2っぽい感じのサバイバルホラーTPS。
マガジン制のリロードシステムが特徴的だが、ものすごい煩わしいので普通で良かったんじゃないかな……。
リソース管理が難しく難易度はそこそこ高め。
別に悪いゲームと言うわけじゃないんだけど、傑作のバイオRE:2と比べざるを得ないぐらい似てて、わざわざこっちを遊びたいかと言うと……。
挙動やシステムが本家と比べると見劣りするのは確か。
ゲーム内のテキストにURLとパスコードが記載されていて、現実にアクセスすることで物語が補完される仕掛けがある。
……面倒なんで最初からゲーム内で読めるようにしてくれ!
バイオ系のゲームに飢えてる人にはおすすめ。
開発:Invader Studios
販売:EXNOA(PS4), Destructive Creations, All in! Games(Steam)
対応ハード:PS4,Switch, Steam, DMM
価格:3,839円(PS4, DMM), 3,490円(Steam)
備考:Steam版は日本語非対応
2020年3月
サイレント ワールド
サイレント ワールド ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)
3月19日発売。
LIMBOみたいなホラーチック2Dアクションゲーム。
ただしジャンプは出来ない。
ステージは暗くほとんど何も見えないが、マッチを使うことで短時間だけ周囲を照らすことが可能。
また帽子に隠れて敵をやり過ごすこともできる。
主人公の歩行速度含めた動作が全部とろくて、非っ常にストレスが溜まる。
びっくりするぐらい遅い。
段差を降りて着地した時にいちいち硬直したり。
クリアするとゲームスピードが速くなったTurboモードが解禁されるが、そのタイトル画面で方向キー右、もしくはキャンセルボタンを押すと100%フリーズする。
カーソルを上→下の順番に動かしてもフリーズ。
テストプレイとか…なさらなかったんですか…?
開発:GniFrix
販売:シーエフケー
対応ハード:Switch, Steam
価格:550円
リマザード:トーメンテッド ファーザーズ リマスター
リマザード:トーメンテッド ファーザーズ リマスター ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)
クロックタワーに影響を受けた,、三人称視点のホラーゲーム。
洋館を舞台に裸エプロンの変態から逃げないと殺される。
以前RemotheredはSwitchでダウンロード販売されていたのだが、バグまみれでどうしようもない出来だった。
で、それがストアから消滅して、替わりに発売したのがこのリマスター版。
それまで出てなかったPS4版も同時に発売された。
ちなみに前回のリマザードとは販売元が違うので、再ダウンロードとかはなかった。
わざわざ買いなおしたから懐が痛い!
ちなみにPS4版はタイトルにリマスターがつきません。
以前のはもう普通に遊ぶのが困難なぐらい酷い不具合があったし、ラスボスで進行不能バグも起きてたけど、こっちの方は大丈夫そう。
ただやっぱりSwitchだと若干マシンスペックが足りてないのか画質がぼやけてるので、遊べるならSteam版かPS4版の方が良い。
シナリオが難解で、かつほとんどメモと口頭で設定が説明されるので、物語の内容を理解するのに非常に骨が折れる。
今際の際の殺人鬼が、息も絶え絶えに事件の真相を滔々と話すシーンが笑えて仕方がない。
お前元気じゃねーかよ!
ステルスゲームとしてあんまり出来が良くなくて、敵がどっか行くまで長時間待たされがちなのが難。
あと画面が暗すぎる。
殺人鬼のキャラは一回見たら忘れられないので一見の価値あり。
開発:Stormind Games
販売:3goo(PS4), Darril Arts(Steam)
対応ハード:PS4, Switch, Steam
価格:3520円(PS4,Switch), 2,050円(Steam)
Moons of Madness
3月25日発売。
火星を舞台にしたクトゥルフものの一人称視点ホラーADV。
火星とクトゥルフという組み合わせで「ああ、アレの話だな」と分かった人は相当なクトゥルフ通。
SF感はかなりよく出来ていて、宇宙基地の雰囲気を味わいたい人にはオススメ。
反面で行き先のガイドや謎解きのヒントがわかりづらく、初見ではだいぶ迷って困るかもしれない。
自分もだいぶ迷った。
開発:Rock Pocket Games
販売:EXNOA(PS4), Funcom(Steam,DMM)
対応ハード:PS4, Steam, DMM
価格:3,278円(PS4,), 2,499円(Steam), 2,480円(DMM)
備考:Steam版は日本語非対応表記だが、対応しているらしい。
日本語が削除される可能性もあるため購入は自己責任で!
2020年4月
バイオハザードRE:3
4月3日発売。
名作ホラー『バイオハザード3 LAST ESCAPE』をリメイクした作品。
オリジナルのバイオハザード3とは大部分が異なってはいるものの、再解釈&再構成だと割り切れば非常に出来が良い。
難易度HARDCOREまでなら秀作。
ただし、最高難易度は調整の雑さが否めず、完全クリアしないと気が済まない人にはちょっとストレスかなと。
詳しくレビュー書いてますんでよろしければそちらもご一読ください。
開発:カプコン
販売:カプコン
対応ハード:PS4,XboxOne,Steam
価格:7,800円
バイオハザード レジスタンス
4月3日。
バイオハザードRE:3に同梱されているタイトル。
DbDのような非対称対戦をバイオハザードに持ち込んだ作品。
マスターマインドと呼ばれるモンスター&トラップ配置役と、脱出を目指すサバイバー側に分かれて戦う。
サービス開始当初はバランスに難があったものの、度重なるアップデートでかなり改善。
登場キャラのヴァレリーが眼鏡っ娘で強くて可愛い。
マスターマインド側は切り札で大型B.O.W.(タイラントとか)を呼び出せるが、切り札と呼ぶには使いどころが難しい。
ランクキャップが緩和されたとはいえ、ランク上げる前にボコボコにされるのが新規には辛いところ。特にマスターマインド側。
開発:NeoBards Entertainment, カプコン
販売: カプコン
対応ハード:PS4,XboxOne,Steam
価格:バイオハザードRE:3と同梱
R.I.P レスト・イン・ピーシーズ
R.I.P レスト・イン・ピーシーズ ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)
4月23日発売。
ストアの説明ページにはホラーって書いてないけど、プレスリリースには“激ムズホラーアクション”って書かれてるからリスト入り。
陶器の自機を振り子の要領で振って、障害物に当てないようにするゲーム。
ホラー映画や、それ以外のパロディネタを無節操に取り込んでいる。
特にストーリーらしいストーリーもなく、プレイも単調で眠気を誘う。
ずっと同じことの繰り返しだし、やたらシビアで難しいゲームだしで、最後までクリアできた人は偉い!
完全クリアできた人が日本に一人でもいるか謎。
元々スマホアプリだったものをSwitchに移植した物らしい。
Rest in Pieces - Google Play のアプリ
開発:Itatake
販売:NAパブリッシング
対応ハード:Switch
価格:888円
Zombie Army 4:Dead War
Zombie Army 4: Dead War PS Store
ひたすらゾンビを撃つTPS。
元々は『スナイパーエリートV2』というゲームのスピンオフとして製作されたシリーズ。
ゲーム性としては奇を衒ったことはしていない一見ごく普通のTPSなのだが、シンプルにめっちゃ面白い。
造りが丁寧なのと、ゾンビが適度に弱いおかげで純粋に狙い撃つ楽しさが研ぎ澄まされた逸品。
そこにぶっ飛んだシナリオ展開が加わって、最高。
“ナチスのゾンビ軍団”“というワードでワクワクできる人を満足させるバカゲー。
2020年おすすめゲームの一本。
Zombie Army 4: Dead War - 『Zombie Army 4: Dead War』EpicGames
開発:REBELLION INTERACTIVE
販売:REBELLION INTERACTIVE
対応ハード:PS4, Epic
価格:6,480円(PS4), 5,180円(Epic)
Predator Hunting Grounds
Predator: Hunting Grounds PS Store
4月24日発売。
ホラー?と首をかしげる人も多いと思うが、元になった映画『プレデター』がSFホラーにジャンル分けされることも多いので一応。
プレデターと人間に分かれて戦う非対称対戦ゲーム。
『Friday the 13th:The Game』を手掛けた開発会社Illfonicが開発。
発売直後は映画のプレデターの印象とは裏腹に、位置バレすると一瞬でハチの巣にされるプレデターというバランスだった。
後にプレデター側にそれなり強化が入ったりしたけど、今現在のバランスはしばらくやってないので謎。
戦術をしっかり把握していれば面白い対戦にはなるのだが、いかんせん双方とも覚えることが多くてきちんとした対戦にもっていくまでの負担が大きい。
特にプレデターは繊細な立ち回りが要求される。
チュートリアルがあまり親切じゃないのも辛いところ。
wikiを始めとしたネット情報必須。
映画の雰囲気は非常に良く出ているし、音楽も映画と同じものが使われていてファンには堪らないものがある。
でもたぶんもうオンライン過疎ってるんだろうな……。
パッケージ版が投げ売りされているので買うならそっちでいいかも。
Predator: Hunting Grounds - 狩るか狩られるか Epicgames
開発:Illfonic
販売:SIE
対応ハード:PS4, Epic
価格:5,390円(PS4), 4,180円(Epic)
The Inner Friend
4月30日発売。
石膏のような見た目の少年を操作する、サイコホラーアドベンチャー。
ビジュアルは独特。
若干PS1のLSDチックな雰囲気があるステージが特徴。
だが謎解きやギミックは平凡でそんなに記憶に残るところが無い。
海ブドウの化身みたいな敵が出てきたのだけはすごい印象に残ってる。
ボリュームも少なめで、サクッと遊びたいゲームを探してる人なら。
開発:PLAYMIND
販売:Global Mind Inc. DBA Playmind
対応ハード:PS4, XboxOne, Steam
価格:1,815円(PS4), 1750円(XboxOne)1520円(Steam)
2020年5月
Fight the Horror 瞑目
Fight the Horror 瞑目 めいもく PS Store
Fight the Horror を購入 - Microsoft Store ja-JP
個人的には好きだけど、他人には勧められないゲームと言えばコレ。
驚きの容量14.5GB。
マカオを舞台に魑魅魍魎と戦うアクションADV。
ゲーム開始時に7つのシナリオのうち一つがランダムに選ばれ、それによって倒すべきボスが変わる。
ソウルシリーズに若干のローグライト性を持たせたような感じ?
またボスの出現条件が隠されていて、謎を解かないとボスにすら会えないという……。
マルチでチーム対戦するのがウリのゲームにも関わらず、コンシューマー版はオンライン機能カットという潔さ。
新しい試みをいくつも盛り込んでいるのだが、新しすぎてプレイヤーが全くついていけないし、ゲームルールの説明もほとんど無く、手探りでプレイする体験が新鮮。
ルールがわかれば遊べてくるし、作りこみも意外に細やかで発見に次ぐ発見がある。
ただ、やはりグラフィックを始めとしてゲームとしてのクオリティが低いのは否めず、このゲームが楽しめるのは一握りの人間だけだと思う。
エリア移動の度に一分以上のロード時間がかかるのは特にヤバイ。
でもほんと憎めないんだよなあ。
このゲームは好きすぎるので、近いうちにちゃんとレビュー&紹介します。
ボリュームがありすぎるのと難易度高いのでまだ一つしかシナリオクリアできてないんだよね。
開発:4D CREATIVITY & TECHNOLOGY
販売:4D CREATIVITY & TECHNOLOGY
対応ハード:PS4, XboxOne, Steam
価格:980円(PS4), 1180円(XboxOne), 1,380円(Steam)
備考:PS4とXbox版はオンラインマルチ無し
NG
5月21日発売。
2018年にVitaで発売されたタイトルだが、PS4とSwitchに移植。
もうVitaも旧世代機ということで、リストに入れることにした。
エクスペリエンスのホラー作品は世界観やキャラクターがきっちり出来上がっていて、絶対に遊んで損はない。
本作はえぐい描写がかなり多いが、ホラー好きならそれは利点だろう。
クライシスチョイスという時間制限付きの選択肢システムがかなりシビアで、ここは賛否分かれるところ。
エクスペリエンスのホラーADV第三弾『シビトマギレ』クラウドファンディングに参加してるくらいこのシリーズは応援してます。
開発:エクスペリエンス
販売:エクスペリエンス
対応ハード:PS4, Switch, PS Vita
価格:980円(PS4), 1180円(XboxOne), 1,380円(Steam)
備考:PS4とXbox版はオンラインマルチ無し
ゾンビアーミー・トリロジー
年齢確認 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)
5月28日発売。
Zombie Armyシリーズの1作目と2作目、更に新規で追加されたZombie Army 3が遊べるお得なソフト。
国内ではSwitch版しか出ていないみたいだが、海外だとPS4やXboxOneでも発売されているらしい。
こっちはSteamで買って積んでるので、また遊んだ時に詳細書きます。
開発:Rebellion
販売:Rebellion, Game Source Entertainment(Switch)
対応ハード:Switch, Steam
価格:4,980円(Switch), 1,580円(Steam)
2020年6月
ナムコットコレクション
ナムコットコレクション ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)
6月18日発売。
なんでこれがホラーゲーム?と疑問でしょう。
実はこのナムコットコレクションに『スプラッターハウス わんぱくグラフィティ』が収録されているんです!!!!!
ファミコンで発売されたこのゲームは、いまやすっかりプレミアタイトルの一つ。
入手困難だったものが今回の移植で安価に遊びやすくなりました!
まあ2020年のタイトルかって言われたら厳密には違うんだけど、例外的にこのリストに入れてます。
流石にファミコン互換機とプレミアソフト両方揃えるのは2020年にハードル高すぎるし……。
わんぱくグラフィティだから怖くないだろうと思われるかもしれません。
実際純粋なホラーというわけではないんですが、名作ホラー映画のパロディがふんだんに含まれていて、ホラー好きには楽しいゲームであることは間違いなし。
『バーニング』のパロとかまんますぎて笑う。
一部FC版とは演出が異なるものの、ゲーム的には問題のない移植。
出来ればこの調子でスプラッターハウス初代~Ⅲまで移植して欲しいなあ、なんて。
今だとグロイから無理か?
開発:M2,B.B.スタジオ
販売:バンダイナムコ
対応ハード:Switch
価格:1タイトル330円
The Last of Us PartII
The Last of Us® Part II PS Store
世界中のファンが待ち望み、発売と同時に賛否両論を巻き起こした超問題作にしてGame of the Year受賞作。
正直、楽しくゲームを遊びたい人にはオススメできない作品。
個人的な評価は、ストーリーがつまらない操作できる映画。
最先端グラフィックのゲームに触れたい人にはおすすめ。
このゲームに関してはレビューでだいたい言いたいことは書いてるのでそっち読んでくれるとありがたいです。
一番言いたいことをちょっと書いておくと、このゲームはテーマもシナリオも軸がボロボロだと思うんだけど、手放しで賞賛する人ってそこらへん気にならないのかなあ。
確かにグラフィックもアクセシビリティも素晴らしく、シナリオの出来以外は超一級品なのは間違いない。
でもそのグラフィックもアクセシビリティも、シナリオをプレイヤーにより没入して体験させるためのものな筈で、肝心のシナリオがこれだとうーん……?って感じ。
メインディッシュが不味いフレンチレストランみたいだ。
キャラの言動もその時その時で不自然だし、下手な人形劇見てるような心地しません?
グラフィックが綺麗なだけに、余計に“不気味の谷”のようにキャラの言動の不自然さが目立つ。
前作の描写との不一致や世界観的に不自然な箇所もだいぶあるけど、そういうところガンスルーで褒められてるレビュー見るとすごくもやっとする。
これ一応続編ものなんですけどね……。
前作時点で世界中を農場にしてガードしとけばエリーのワクチン要らなかったのにね。
それとポリコレが云々で騒がれてるけど、個人的にはポリコレ思想云々でシナリオが台無しになったというよりか、純粋にキャラ造形とプロットが下手なだけだと思う。
2020年はポリコレ関係の話題に事欠かなかった年だけど、このゲームの場外乱闘っぷりを見る限りでは2020年を代表するゲームとは言えなくもない。
自分はゲームを引き合いに出して政治を語ること自体が行為として嫌いなので、勝手に殴り合っててくれって感じなんですけども。
こんなげーむにまじになっちゃってどうするの
まあ、ともあれたくさん受賞して、売り上げの方も良かったみたいだし、3が出る可能性も高まりました。
3がどうなるか期待しましょう。
ドラマ版ラスアスも控えてるしな!
開発:Naughty Dog
販売:SCE
対応ハード:PS4
価格:7590円
2020年7月
Nerved
7月3日発売。
一人称視点のホラーADV。
行方不明になった妻を探して、森の中を探索するADV。
怪物は明かりの周りに寄ってこないので、明かりから明かりへと進む。
怪物から逃げつつ屋内を探索するパートもあり。
薄いゲーム内容で、あまりおすすめできるゲームではない。
普通に進行フラグがバグって進行をすっ飛ばせたりも。
翻訳が低クオリティで、字幕だけ追ってるとストーリーが理解できない。
しかも字幕が異常に小さくて読みにくい。
唐突なエンディングの入りだけは笑えるので見る価値あるかも。
ゲーム内容だけじゃなく、タイトル画面のゲームタイトルも薄すぎて読めない。
おわかりいただけただろうか……。
開発:Playstige Interactive
販売:Playstige Interactive
対応ハード:PS4, Steam
価格:880円(PS4), 930円(Steam)
ブレア・ウイッチ
ブレア・ウィッチ 日本語版 ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)
Blair Witch を購入 - Microsoft Store ja-JP
7月9日発売。
『Layers of Fear』でお馴染みの開発が手掛けた作品。
POVのホラー映画『ブレアウイッチプロジェクト』を元にした一人称のホラーADV。
映画でもお馴染みのアイテム、ビデオカメラを操作することで現実世界を改変しながら進む。
飼い犬と協力し合いながら森の中で行方不明になった少年を探すのが目的。
『ルールオブローズ』『デメント』に次ぐ犬ホラー作品の新たな刺客。
(サイレントヒル2とSIREN2も犬ホラーに入れるべきか?)
元の映画作品がそうだから仕方ないものの、森の中で延々さ迷い歩く体験ができる。
正直ちょっと退屈なんだけど、原作再現としては完璧なので、文句言うべきところなのか褒めるべきところなのか全然わからん。
森だから道もわかりづらいし。
ラストが釈然としない感じで終わるのも、しっかり原作再現。
むしろ原作よりはきちんとストーリーがあるからマシ。
なんていうか、映画のゲーム化としては満点に近い出来なんだけど、元になった映画が面白くはないのでこの程度にしかならんと言うか……。
ブレアウイッチシリーズが好きな人には良いと思う。
ここの開発のゲーム、“行き止まりに出くわして、振り返ると光景が変わってる”の演出が多すぎるんですが、今作はマシな方。
開発:Bloober Team
販売:NA PUBLISHING
対応ハード:PS4, Switch, XboxOne, Steam
価格:5,280円(PS4, Switch),3500円(XboxOne), 3,090円(Steam)
QuietMansion2
QuietMansion2 ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)
元々KENGO HAZARD 2というタイトルで配信されていた個人製作のホラーゲーム。
Switch版発売にあわせてタイトルが変更された。
ストーリーからなんから色々ツッコミどころが多くて、彼岸島みたいな面白さがある。
バランスが変だったり、全体的にチープな作りなのは否めないけど、なんか憎めない。
ジャンプスケア演出多めなので注意。
あとwikipediaの記述が明らかに本人執筆だったり。
でも若くしてゲームをきちんと完成させて、しかも流通に乗せてるのは心の底からすごいことなので、これからも頑張って欲しい。
これはネタとか皮肉とかじゃなく。
開発:K App.
販売:レジスタ(Switch),
対応ハード:Switch,Steam
価格: 980円(Switch),310円(Steam)
備考:Switch版は追加要素あり
Deadly Premonition 2: A Blessing In Disguise
Deadly Premonition 2: A Blessing In Disguise ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)
7月10日発売。
最初は『レッドシーズプロファイル』というタイトルで発売され、カルトな人気を博した『Deadly Premonition』の続編。
海外ドラマ『ツイン・ピークス』に影響を受けたADV。
一応前作がサバイバルホラーとして紹介されることが多かった関係で記載しているが、これはもうホラーとかサスペンスとかじゃなくて“Deadly Premonition”ってジャンル。
独特すぎて既存のジャンルに当てはまらない。
ツイン・ピークスもそんな感じだったしな……。
プレイヤーはFBI捜査官フランシス・ヨーク・モーガンを操作するのだが、物語が始まる前に車を盗まれたために街の移動はスケボーで行う。シュール。
ヨークの話す映画うんちくがヤバいくらい面白い。
操作性は良くないし、システムも親切とはいいがたく、街はやたら広くて、ゲーム的に面倒なところが多い。だがそこがいい。
不便なところを全て味として昇華するだけのパワーと魅力が備わっているのだ。
登場するキャラクターがどれも魅力的で、ずっとこの世界観に浸っていたくなる魅力がある素晴らしい作品。
ゲーム的にはほぼ完璧なのに、キャラで大事故起こしてるラスアス2と好対照になっていて面白い。
刺さる人には限りなく深く刺さるゲームなので興味が湧いたらプレイしてみよう。
前作もSwitchで配信中。
開発:トイボックス、ナウプロダクション
販売:トイボックス
対応ハード:Switch
価格:7,480円
CARRION
CARRION ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)
7月23日発売。
伸縮自在の怪物になって人間たちを食い殺す、逆ホラーな2Dアクションゲーム。
操作に慣れてくると、背後からこっそり近づいて人間をダクトに引きずり込む、モンスター映画さながらの動きができて超楽しい。
気分は『ザ・グリード』。
難易度も難しすぎず易しすぎずでいい塩梅だし、ステージ構成もよく考えられている。
完成度が非常に高い。
オススメの一本。
余談だが、以前のゲームアイコンが卑猥に見えるからって差し替えられたのは有名。
でもこれが卑猥に見える人はちょっと休んだ方が良いよ。
絶対疲れてるから。
開発:Phobia Game Studio
販売:Devolver Digital
対応ハード:Switch,Steam,XboxOne
価格:2,050円
Monstrum
Monstrum ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)
Monstrum を購入 - Microsoft Store ja-JP
7月30日発売。
Steamでとっくの昔に出ていたタイトルだが、このタイミングで移植。
ランダムに選ばれる3種類のモンスターから逃げる一人称視点のホラー。
脱出手段が三種類ある上、毎回アイテム配置がランダムに変わるので何回も繰り返し遊べる。
少し古いゲームではあるが、めっちゃ楽しくハラハラできてオススメ。
脱出手段が怪物に壊された時の絶望感をみんなに味わってほしい。
ただPS4版で遊んだ時、怪物の挙動が変で敵が動かずに詰み確定の状況が頻発。
Steam版で遊びなおしたらそういう現象が起きなかったので、もしかしたらPS4特有の不具合かも? アップデートで修正されてるかもしれない。
開発:Team Junkfish
販売:SOEDESCO PUBLISHING(PS4,Switch,XboxOne), Junkfish(Steam)
対応ハード:PS4, Switch, XboxOne, Steam
価格:2950円(XboxOne), 2,750円(PS4), 2700円(Switch), 1,780円(Steam)
備考:Steam版は日本語サポートなし
夜、灯す
夜、灯す ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)
7月30日
日本一ソフトウェアの百合ホラーなテキストADV。
実はまだクリアできていないので、終わったら改めてきちんとレビューを書きます!
申し訳ない!
開発:日本一ソフトウェア
販売:日本一ソフトウェア
対応ハード:PS4,Switch
価格:7,678円
2020年8月
ザ・コーマ:リカット
ザ・コーマ:リカット ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)
8月6日発売。
Switchで2018年に発売されていたのだが、パブリッシャーが変わって続編のヴィシャスシスターズと同時に改めて発売。
続編と同梱のダブルカット版がパッケージで販売中。
2DのホラーADVで、学校内を徘徊するエロい女教師から逃げるゲームだ。
描きこまれた2Dグラフィックが特徴的。
一作目は敵の徘徊AIが煩わしく、教室内に隠れてもひたすら待ち伏せされていたりで恐怖感が薄れてくるのが難点。
あと本作単体だとマジでどうしようもないところで話が終わって、二作目と一緒にプレイするつもりじゃないと厳しい。
韓国のホラーゲーム『White Day』に影響を受けた作品であり、自販機で買う回復アイテムや、ロード画面など随所にオマージュが見られる。
開発:Devespresso
販売:コーラス・ワールドワイド(Switch), Headup(Steam)
対応ハード:Switch,Steam
価格:1600円(Switch), 1,180円(Steam)
ザ・コーマ2:ヴィシャスシスターズ
ザ・コーマ2:ヴィシャスシスターズ | Chorus Worldwide
8月6日発売。
ザ・コーマの二作目。
前作の細かい難点が解消され遊びやすくなった。
雰囲気やグラフィックの出来は前作同様に良い。
話もある程度キリのいいところで終わるので、前作ラストでモヤモヤしている人はプレイするべき。
条件を満たさないとステージクリアするたびに主人公が重傷を負って最大HPが減っていく仕様は面倒でもあるが、シナリオCGが変わるのは凝っていていて面白い。
グッドエンドフラグがややわかりにくいのは注意。
開発:Devespresso
販売:コーラス・ワールドワイド(PS4,XboxOne,Switch), Headup,WhisperGames(Steam)
対応ハード:PS4,XboxOne,Switch,Steam
価格:2,200円(PS4,XboxOne,Switch)
備考:Steam版は日本語非対応
コープスパーティー BLOOD DRIVE
コープスパーティー BLOOD DRIVE ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)
2014年にVitaで発売されたタイトルのベタ移植。
だから厳密には2020年のタイトルじゃないんだけど、Vitaがもう現行機じゃないのと、発売が6年前だから一応リスト入り。
すいません。大目に見てください。
人気ホラーゲーム、コープスパーティーシリーズの天神小学校編完結作。
トラブルメーカー篠崎あゆみが大活躍する。
コープスパーティー天神小編第一作の『コープスパーティー ブラッドカバー リピーティッドフィアー』が追加要素アリでSwitchに発売予定。
シリーズ未履修者はそっちを待ってから買いましょう。2020年内発売予定だったんだけど、延期してるみたい……。
この作品からだと話が途中から始まるので困惑すると思います。
シリーズやってても、路上にいきなり痴女みたいな恰好の人(cv.内田真礼)が出てきて困惑する。
え!?そういう世界観だったの!?
内容的には最初の方から胸糞の悪い展開が続いて、コープスパーティーだなって安心する。
自分で書いてて胸糞悪くて安心するってなんだよ!?
でもそれがコープスパーティーなんだよな。
声優陣が豪華なので、声優ファンにもおすすめ。
開発:MAGES, 5pb.
販売:MAGES(PS Vita,Switch), XSEED Games(Steam)
対応ハード:PS Vita, Switch, Steam
価格:2,970円(Switch)2,050円(Steam)
G-MODEアーカイブス11 千羽鶴
G-MODEアーカイブス11 千羽鶴 ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)
8月6日発売。
過去にガラケーで出てたアプリを復刻しよう!というG-MODEアーカイブスシリーズの一本。
ジャンルはホラーノベル。
物語開始前にABC三つの選択肢を選べる回数を振り分けるシステムが特徴的。
途中で選びたい選択肢の回数が尽きて、望まない展開を強いられる羽目になったりするのが面白い。
一周の時間が短く、安価なのも相まってサクッと遊ぶにはとてもいい。
反面で、シリーズ一作目の本作には既読スキップやシナリオジャンプといった便利機能がほとんどなく、周回するにはとても不便。
ガラケーアプリを知っている人には、当時を懐かしむ目的で購入もアリ。
開発:シークス
販売:ジー・モード
対応ハード:Switch
価格:500円
ゾンビサバイバルコロニービルダー They Are Billions
ゾンビサバイバル コロニービルダー They Are Billions PS Store
8月20日発売。
超面白いゾンビ系リアルタイムストラテジー。
Steamでは2019年に出ていたゲームではあるが、2020年で一番熱中したタイトル。大幅に時間が溶けた。
いろんなゲームがクリアできてないのはこれとDbDのせいです。
ゾンビが蔓延る世界で住居を建ててコロニーの住民を増やし、食糧や軍備を整えて領土を拡大し、ゾンビの大群の襲撃に備える。
このゾンビの大群というのがマジで洒落にならないくらい大量。
どのぐらいかというと、画面を埋め尽くしてPS4プロが処理落ちかますぐらい。
しかもコロニーに少しでもゾンビの侵入を許してしまうと、そこからネズミ算式に感染が拡大して取り返しのつかないパンデミックが起こってしまう。
必死で5時間くらいかけて作った立派なコロニーが、一体のゾンビで崩壊することもよくある。
諸行無常・栄枯盛衰を感じるには最適。
難易度はやや高い部類だが、好きな人はとことんハマれる。
ホラー要素は無いと一見思うかもしれないが、キャンペーンのヒーローモードはそれなりにホラーしてたりもする。
PS4のパッケージ版にはユニットや敵データが網羅された詳細な解説書が付いてくる。
wiki要らないくらい便利なので解説書目的ならPS4版もあり。
開発:Numantian Games
販売:スパイク・チュンソフト(PS4), Numantian Games(Steam, XboxOne)
対応ハード:PS4, XboxOne, Steam
価格:4,180円(PS4), 2,990円
G-MODEアーカイブス12 ナイトハイク
G-MODEアーカイブス12 ナイトハイク ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)
8月20日発売。
千羽鶴シリーズの第二弾。
ほんの少しだけ千羽鶴と話がリンクするが、これ単体でもOK。
今回から選択肢の回数振り分けシステムは廃止され、特定のエンディングを迎える度にABCどれかの選択肢を選べる回数を任意で増やせるシステムになった。
やはりサクッと遊ぶには良いタイトルだ。
セーブデータを3つ作れるようになり、既読スキップの機能も追加されて周回がかなり楽に。
開発:シークス
販売:ジー・モード
対応ハード:Switch
価格:500円
G-MODEアーカイブス13 臨時終電
8月27日発売。
千羽鶴シリーズ第三弾。
今回は電車の中が舞台。
分岐によってはキャラクターの視点が移動するのだが、それを “視点乗り換え”と表現するのが良いセンス。
じっくり読んでも一周20~30分程度のわりにはシナリオがなかなか面白い。
開発:シークス
販売:ジー・モード
対応ハード:Switch
価格:500円
2020年9月
Never Again
Never Again ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)
9月3日発売。
一人称視点のホラーADV。
喘息持ちの少女サーシャが得体のしれない怪物から逃げ回る。
ミスしてリスポーンした瞬間に敵にリスキルされたり、色々とゲーム的に詰めの甘い部分が目立つが、エンディングで明かされる真実を目の当たりにすると、なんかこのゲームを批判したら俺が悪者みたいじゃん……?みたいな気持ちにさせられて強く出られないみたいなとこある。
まあゲーム性とメッセージ性は別物なんで普通に批判するべきところは批判しますけど。
そんな感じでタイトルの意味はエンディングで回収されるんだが、唐突感は否めない。
最初の方のステージが難しく、そこさえ突破できればクリアは近い。
チャプターセレクト機能が欲しかった……。
開発:Primary Games
販売:eastasiasoft(Switch), Primary Games(Steam)
対応ハード:Switch,Steam
価格:1,380円(Switch), 1,120円(Steam)
備考:Steam版は日本語非対応
ザ・パーク
ザ・パーク ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)
9月24日発売。
Steamでは2015年に出ていた作品。
だが、日本語対応されてなかったので翻訳されたのはとてもありがたい。
ありがとうテヨンジャパン!
恐ろしい遊園地の中で、はぐれた息子を探す母親の物語。
小粒だが纏まったシナリオで、ホラー演出もバラエティ豊か。
手軽に遊べるホラーゲームとしてオススメ。
開発:Funcom
販売: テヨンジャパン(Switch), Funcom(Steam)
対応ハード:Switch, Steam
価格:1,000円(Switch), 1280円(Steam)
備考:Steam版は日本語非対応
2020年10月
Dying Light:Anniversery Edition
Dying Light: Anniversary Edition PS Store
Dying Light - Anniversary Edition を購入 - Microsoft Store ja-JP
2015年に発売された名作『Dying Light』のDLC全部入りパック。
新DLC、Hellraidが追加されたパックなので一応リスト入り。
ゾンビまみれの街をパルクールで駆け巡るオープンワールドの一人称視点ホラー。
今遊んでも十二分に面白い。
本編だけでもお腹いっぱいになれるし、よくセールもやってるのでSteamで遊んで、気に入ったらDLC買い足すのが良いかな。
あと画面が激しく動くので、酔いやすい人は厳しいゲームかも。
開発:TECHLAND
販売:TECHLAND
対応ハード:PS4, XboxOne
価格:7,040円(PS4), 6,450円(XboxOne)
備考:Steam版でもDLC買い足せば同じゲーム内容にできます
ワタワケ - 私が死んだわけ
ワタワケ - 私が死んだわけ ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)
10月8日発売。
ホラーゲームだと思ってなかったので、リスト作るまでチェックから外れていた作品。
2020年に発売されたゲームリストを見ていたら、CEROアイコンに恐怖アイコンがついていたのと、各種メディアレビューを読んで一応追加。
購入はしているので、また改めて追記するかレビューします。
しかしこのゲームの主人公アビゲイルっていうのか……。
ここにもアビーが……。
開発:Sushee
販売:DICO
対応ハード:Switch, Steam
価格:1,507円(Steam), 1,499円(Switch)
映夢
映夢 ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)
10月15日発売。
ホラーチックな演出もある脱出・謎解きゲーム。
ひたすらパズルを解かされるが、パズルの種類がとにかく豊富。
なんでそのパズルを解かないといけないのか不自然な物も多いけど……。
怪物が追ってくるなかで冷静にパズルを解いている場面は考えてみるととてもシュール。
なかなか骨のあるパズルが多く、わいわい言いながら複数人で謎を解くのは面白いかもしれない。
一部解答がわかりにくいパズルがある。歯車とか。
翻訳がちょっとおかしいのが残念。
開発:Rising Win Tech
販売:Winking(Switch), Skywalker HK(Steam)
対応ハード:Switch, Steam
価格:1,080円
They Bleed Pixels
They Bleed Pixels (ゼイ・ブリード・ピクセルズ) ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)
10月22日発売。
クトゥルフモチーフの血まみれゴシックホラーアクション。
ストアの説明で爽快残虐アクションと謳っているが、難易度が高すぎてそれどころではない。
1ステージ3桁死ぬのはザラで、一応全ステージクリアしたけど二度と通しでプレイしたくない。
難易度を上げるためにプレイヤーに不利な調整が山ほど盛り込まれていて、とてもストレスフル。
ワンボタンの簡単操作やどこでもチェックポイントなど、独自のシステムがことごとくゲーム性と噛み合ってなくてイライラする。
合間に挟まれるビジュアルシーンはとても可愛らしい。
開発:Spooky Squid Games
販売:Spooky Squid Games
対応ハード:Switch, Steam, Playism
価格:1,580円(Switch), 980円(Steam,Playism)
The Walking Dead: Saints & Sinners
The Walking Dead: Saints & Sinners PS Store
10月28日発売。
いつまでシーズン続くんだ、でお馴染みのドラマ『The Walking Dead』を題材にしたゾンビ系VRサバイバルホラー。
街を探索して物資を集めて武器や薬品をクラフトしつつ進んでいく。
PS Move二本を使った、リアルな操作性が特徴。
銃のリロード一つとっても、オートマチックならマガジンを交換してスライドを引かないと装填できないというリアルっぷり。
もちろんリボルバーなら弾倉を出して弾を一発一発込めてまた弾倉を戻さないと撃てない。
更にはたまに銃がジャムったり、壊れたりもするぞ!
マガジンの最後の一発を外してリロード出来ねえ死ぬ!!!!みたいにわちゃわちゃするのが無茶苦茶楽しい。
両手持ちの釘バットや斧でゾンビの頭をカチ割って進むのも最高。
ただしゾンビに噛まれると一撃で死ぬ。
(体力残ってたら振りほどけるけど、素早く対応しないとそのまま噛まれる)
ゾンビの圧が強いので、普通にゾンビが怖いゾンビ系タイトル。
ゾンビ系だけど、ホラー耐性がゼロな人はたぶん無理だと思う。
『ZombiU』をVRにしたようなゲーム性と言えばわかりやすいかも。
死んだら死んだ場所に持ってたリュックを落とす仕様もあるし。
ゾンビアポカリプスで俺ならこうする!という誰もがする妄想を、VRでかなえてくれるホラーゲーム。
おすすめ。
開発:Skydance Interactive
販売:Skydance Interactive
対応ハード:PS4, Steam
価格: 4,100円(Steam), 3960円(PS4)
備考:VR専用タイトル。PS Move二本必須。
Yuppie Psycho: Executive Edition
Yuppie Psycho: Executive Edition ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)
これ完全に抜け落ちてた!
後日買って遊んで追記します!
開発:Baroque Decay
販売:Neon Doctrine
対応ハード:Switch, Steam
価格: 1,730円(Steam), 1,790円(Switch)
Allison's Diary: Rebirth
Allison's Diary: Rebirth PS Store
Allison's Diary: Rebirth を購入 - Microsoft Store ja-JP
10月30日発売。
光に弱い怪物をライトで照らして進むホラーADV。
そんなライトに弱いとDbDで生き残れないよ。
病院の探索の場面から始まるのだが、その後唐突に場面転換していくのでストーリーに置いてきぼりを食らってしまう。
真相がわかっても、襲ってきた怪物たちは何だったのかはよくわからない。
教会の謎解きの、難しくはないけどわけわかんなさは異常。
おすすめはしない。
開発:KR Games
販売:Star Consult S.r.l.
対応ハード:PS4, XboxOne, Steam
価格:1,150円(XboxOne), 1,100円(PS4), 1,010円(Steam)
備考:Steam版は日本語非対応
2020年11月
Those Who Remain
11月4日発売。
電気のスイッチをパチパチさせて、光が苦手な怪物を遠ざけつつ探索する一人称視点のホラーADV。
そんなライトに弱いとDbDで生き残れないよ。(二回目)
主人公のボソボソ喋りが辛気臭くて気分が滅入ってくる。
シナリオがまだ続くの!?まだ終わらないの!?って感じで驚くほど冗長。
蛇足が多すぎてムカデみたいな蛇になってる。
ゲーム中で出会う罪を犯した人を罰するかどうか、プレイヤーが選択しながら進んでいくのが特徴。
でもプレイヤーにとっては他人事も良いところなのでイマイチ気分が乗らないというか……。
エンディング後に放たれる、プレイヤーに向けての強烈に説教臭いメッセージは必読。
開発:Camel 101
販売:WIRED PRODUCTIONS(PS4,Steam), WhisperGames(Steam)
対応ハード:PS4, XboxOne, Steam
価格:2,090円(PS4) 2,050円(Steam)
Mad Father (マッドファーザー)
Mad Father (マッドファーザー) ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)
11月5日発売。
Wolf RPG エディター(ウディタ)で作られた有名ホラー作品のリメイク。
フリーで配布されているものにブラッシュアップや追加シナリオを加えた完全版。
懐かしい見た目のゲームながらも、作りこみの細やかさは圧巻。
初めての人も、懐かしさを感じたい人にもおすすめ。
自分はリメイク版で初めて遊んだけど、すごく面白かった。
プレイヤーに対してとても親切で、快適にシナリオを楽しめたのもすごく好印象。
こういう作品がもっと売れて欲しいなって思える良作。
チェーンソー振り回す系のヒロインってかわいいですね。
開発:せん
販売:PLAYISM
対応ハード:Switch, Steam
価格:980円
リマザード:ブロークン ポーセリン
リマザード:ブロークン ポーセリン ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)
11月6日発売。
リマザードが更に難解なストーリーを引っ提げて帰ってきた!
今回描かれるのは主に前作の前日譚だが、作中で
①老婦人との会話の場面(一番未来)(2022年?)
②前作のエンディング後を描いた場面(1992年より少し後)
③前作の発端となった事件(1973年。メインの時間軸)
④③の場面での回想(③の直前?)
⑤①の直前の出来事
と、五つの時間軸が入り乱れて、ややこしさがとんでもないことになっているぞ!
しかもこの五つの時間がひっきりなしに切り替わるから、理解するだけで一苦労。
ゲーム内容の方は、ヒントは少ないし、アイテムや強化要素はほぼ意味を成してないし、進行不能バグはあるしで、お世辞にも褒められたものじゃない。
グラフィックが前作からかなり進化してるのは数少ない良点。
考察が好きな人は楽しめるかも。
あと百合ゲー好きな人も。
PS4のパッケージで、前作とセットになったダブルパックも販売中。
開発:Stormind Games
販売:3goo, Modus Games
対応ハード:PS4, Switch,XboxOne, Steam
価格:3520円(PS4, Switch), 3480円(Steam), 3,200円(XboxOne)
ゾンビスクール
ゾンビスクール ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)
11月12日発売。
ホラーというかゾンビ枠。
ニンテンドー3DSでZombie's Cool2はダウンロード販売されていたのだが、時を経てまさかの一作目が配信。
もしかしてリメイクとかされてるのかもしれないけど、情報が少なすぎてよくわからない。
早速買ってやってみようとしたのだが、なんと困ったことにプロコンを認識しない!
うちのジョイコンは左側が完全に壊れているので、まったくプレイできないという困った事態に。
(夕鬼 零をほったらかしにしていた理由もこれ)
ジョイコン片方持ちなら行けるかと思いきや、これも認識しない。
これじゃ積みゲーならぬ詰みゲーだ。
ジョイコン買い換えたらやります……。
自分みたいに普段プロコンで遊んでいる人は注意。
開発:Game Museum
販売:Game Museum
対応ハード:Switch, Steam
価格:400円
ヴァンパイア:ザ・マスカレード 紐育に巣食う血盟
ヴァンパイア:ザ・マスカレード 紐育に巣食う血盟 ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)
ヴァンパイア:ザ・マスカレード 紐育に巣食う血盟 PS Store
11月12日発売。
TRPG『ヴァンパイア:ザ・マスカレード』に基づいた吸血鬼もののテキストノベル。
テキストが悪いわけじゃないんだが、一度に表示できる文章量がデフォで三行と少なすぎるわ、セーブデータは分けられないわ、選択肢間違えたり選びなおしたい時は一旦アプリ落として起動しなおさないといけないわで、一体いつの時代のゲームなんだというぐらい不便。
その割に意外とボリュームもあるし、ひっかけみたいな難しい選択肢もあって、自分はまだ途中だけど完走できるかすら怪しい。
これも完走したらレビュー書きます。
DMM GAMES [ヴァンパイア:ザ・マスカレード 紐育に巣食う血盟] PCゲーム
開発:Draw Distance
販売:EXNOA(SwitchはDMM Games名義)
対応ハード:PS4, Switch, DMM
価格:3,278円(PS4, Switch, DMM) ,2,050円(Steam)
備考:Steam版は日本語非対応
Deadly Days
Deadly Days ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)
11月19日発売。
食べるとゾンビになるハンバーガーが蔓延した世界で、ゾンビの増殖を止めるためにハンバーガーショップを壊滅させることが目的のゾンビ系ローグライトゲーム。
毎日ランダムに選ばれるミッションをこなし、食糧や仲間、装備を集めつつ、ハンバーガーショップに攻め込むのだ!
セオリーがわかってくると面白くなってきてついつい時間が溶ける。
全滅してもプレイで得た経験値でアイテムや装備等がアンロックされるため、完全にゼロにはならないのが優しい。
一風変わったゾンビゲーがやりたい人にはおすすめ。
これも近いうちにレビュー書きたいね。
開発:Pixelsplit
販売:Assemble Entertainment(Switch,Steam), WhisperGames(Steam)
対応ハード:Switch, Steam
価格:1,300円(Switch), 1,220円(Steam)
呪いのスペースシャトル
呪いのスペースシャトル ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)
11月26日発売。
何喰ったらこんなゲーム思いつくんだ!?なやつ。
呪いで市松人形に変えられてしまった宇宙飛行士がスペースシャトルに閉じ込められ、船内の重力を操作しつつ脱出を図るゲーム。
何喰ったらこんなゲーム思いつくんだ!?
ゲーム自体は理屈がわかればさっさと解けてしまう程度の難易度。
キャラの挙動やステージ構成が甘くて、正規の手順じゃなくても解けてしまったりする。
低価格だからと許せるかどうかで、幸せになれるかが分かれる。
自分はそこそこ楽しめた。
三連窓の向きから重力操作方向を考えるのがクリアするコツ。
変なコンセプトを思いつくのは良いけど、もうちょっとゲーム内容を煮詰めて欲しかった。
当たり前だけど純粋なホラーじゃないので注意。
開発:ナウプロダクション
販売:ナウプロダクション
対応ハード:Switch
価格:400円
シャークコプター vs 盆踊りゾンビ
シャークコプター VS 盆踊りゾンビ ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)
11月26日発売。ゾンビ枠。
名前一発で勝負しているゲーム。
改造鮫シャークコプターでゾンビを食い殺し、盆踊り会場の櫓に取り残された人々を救出しよう!
ちょっと何言ってるかわからないです。
ちょっとしたミニゲームなのでコツをつかめばすぐ終わってしまうが、低価格だからと許せるかどうかで幸せになれるかが変わる。
これさっきも書いたな……。
あとは、このタイトルをSwitchにインストールしたいかどうか。
開発:ナウプロダクション
販売:ナウプロダクション
対応ハード:Switch
価格:400円
2020年12月
The Dark Pictures:Little Hope
THE DARK PICTURES: LITTLE HOPE (リトル・ホープ)PS Store
12月3日発売。
『Man of Medan』に続く、ホラーオムニバスDark Picturesシリーズ第二弾。
まるで映画のようなゲームプレイが特徴。
『Until Dawn -惨劇の山荘-』と同じ開発なので、ほぼシステムは同じ。
ただしこちらはオンラインマルチプレイが出来る。
出来るのだが、マルチだと最終盤に高確率でフリーズするバグがあった。
修正されているかどうかは未確認。
個人的に2020年一番の衝撃作(悪い意味で)。
ネタバレになるので言えないけど、よくこれで出したなっていうシナリオ。
これもなんとか近いうちにネタバレありのレビュー書きます。
ネタバレしないとこの作品は語れない……。
開発:Supermassive Games
販売:バンダイナムコエンターテインメント
対応ハード:PS4,Steam
価格:3,456円(Steam), 3520円(PS4)
Pancake House
12月5日。
ゾンビと撃ちあうVRガンシューティング。
9種類の銃器を切り替えつつ、バリケードを建てつつゾンビを撃ち倒していく。
ゾンビはひたすら硬いしほとんど怯まない。
ガンシューティングなのにバグで弾が敵を頻繁にすり抜けて妙な緊張感はあるが、難易度はそこまで高くはない。
武器バランスがあまり良くなく、装備がほぼ固定されてしまうのはイマイチ。
音の方角がわかりづらく、ゲーム的には不便。
でもそのせいで、正面のゾンビを相手してたら真横のゾンビに気づけなくて意外とびっくりする。ホラーだな!
面白くないことはないが、ゾンビ系VRシューターはガンシューティングとして出来が良くて面白い『The Brookhaven Experiment』や、主人公のキャラが良くて楽しい『アリゾナサンシャイン』 があって、そっちの2作をまず勧めたい。
このゲームの長所を挙げるなら、VRという長所を活かした背景はとても良く出来ている。
思わず景色に見とれてしまうようなステージが後半に出てきて、そこは本当に楽しかった。
PVだとノリノリのロックと共に爽快感溢れる演出をしているけど、実際は丁寧に敵を処理していく地味なゲーム性である。
まあPV詐欺はラスアス2もやってるからいいか!なんたってGOTYの作品がやってるんだし。
開発:ELIOT
販売:ELIOT
対応ハード:PS4, Steam
価格:1,760円(PS4), 1,520円(Steam)
備考:VR専用タイトル。Move2本またはシューティングコントローラー必須。
最恐ゾンビディフェンス HD
最恐ゾンビディフェンス HD ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)
12月17日発売。
ゾンビ枠。
XBLIGからある意外と長寿なゲームらしい。
XBLIGは詳しくないので受け売りですが……。
見下ろし型のディフェンス系ゲーム。
ウェーブを捌いてお金を稼ぎ、バリケードや装備を整えてスコアを競う。
チープな見た目だがルールはそれなりにきちんとしていて、意外と遊べて面白い。
ただソロプレイだと途中から(具体的に言うと14日目から)急激に難易度が上がるため、一緒に遊んでくれる友達がいないと厳しいかも。
開発:Awesome Games
販売:Awesome Games
対応ハード:Switch, Steam
価格:500円(Switch), 398円(Steam)
Visage
Visage を購入 - Microsoft Store ja-JP
12月18日発売。
読み方はフランス語読みで“ヴィサージュ”らしい。
不気味な屋敷の中に隠された謎を解いていく一人称視点のサバイバルホラーADV。
かの有名な『P.T.』に色濃く影響を受けている。
ホラー演出や謎解きが秀逸。
特に謎解きはかなり骨があり、直接的なヒントは最小限なため、自分でしっかり考えないと解けない。
かといって理不尽というほどでもなく、ある程度ホラー耐性があってじっくり考えるパズルゲームが好きな人にはとても良いタイトル。
反対にホラー耐性がない人は、謎解きする余裕が無くてクリア困難だと思われる。
自分はまだ途中でクリアまで行けてないけど、今のところ非常に面白い。
開発:SadSquare Studio
販売:SadSquare Studio
対応ハード:PS4, XboxOne, Steam
価格:4,100円(XboxOne), 3,600円(Steam), 3,520円(PS4)
Vampyr
年齢確認 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)
12月24日発売。
1918年ロンドン。ある日突然ヴァンパイアとなった医師のジョナサン・リード。医師として、スペイン風邪で荒廃した街の市民を救うための治療法を見つけなければならない。ヴァンパイアとして、治すと誓った人たちを犠牲にしなければならないという呪い。
あなたは内なる怪物を受け入れるか?ヴァンパイアハンター、不死のスカル、その他の超自然的生物と戦い、生き残れ!邪悪な能力を使って周りの人々の生活を操り、探究し、そして次の犠牲者を決める。慎重に決断せよ…救済か、破滅か。ロンドンの運命はあなたの選択次第。(公式サイトより引用)
吸血鬼もののゴシックホラーなアクションRPG。
これは流石に発売日が近すぎてまだ未プレイなので今年あそんでレビューします。
開発:DONTNOD Entertainment
販売:Game Source Entertainment(PS4,Switch), Focus Home Interactive(Steam, Epic)
対応ハード:PS4, Switch,Steam, Epic
価格:8,228円(PS4) 7,678円(Switch), 4,880円(Steam, Epic)
備考:Steam版は日本語非対応
2020年総括
ホラーゲーム出すぎて大変でした……。
振り返り記事書くだけでこんな時間かかるとは思いませんでした。
来年も同じくらいの本数出たら、時間かかりすぎるから振り返り記事の書き方考えよう……。
Steamから移植されたタイトルが多いとは言え、やはりコンシューマー移植に特別な意味を感じてしまう人間なので、この本数は感動するところがあります。
2019年の振り返り記事は多忙で書いてなかったので本数を比較できないのですが、2020年ちょっとすごい数出てますね……。
流石に多すぎてプレイする方も体が追い付かないほどです。
未クリアのゲームが多くなってしまったのは申し訳ない!今年は善処します。
ゾンビ枠、Remotheredのような再発売タイトル、Vitaの移植、追加要素で新作扱いにしたDying Lightを除いても、40本弱のタイトルが発売されました。
Walking DeadやPancake Houseみたいな、怖さもあるゾンビ枠をホラーに含めるかどうかは難しいところ。
吸血鬼ものもホラーの定番のネタですけど、どこらへんからホラーに入れるかは微妙なところですね。
個々のタイトルを見ていくと、印象深かったのは何といっても『バイオハザードRE:3』
旧バイオ3を大胆に再構成した内容には度肝を抜かれました。
まあそのあと全難易度をクリアするのに苦しむ羽目になるのですが……。
『R.I.P. レスト・イン・ピーシーズ』も難易度的な意味でヤバかったです。
単純すぎるがゆえに小手先の技が通じず、純粋に難しい。
完全クリアしたら何か隠されてそうな気もするんですが、数年かかっても完全クリアできるかどうか自信がありません。
2020年一番ショッキングだったと言えば『Fight the Horror 瞑目』ですね。
今まで培ってきたゲームの常識がことごとく通用しない!
チュートリアルすらほとんど機能していないため、ほぼ一からゲームルールを探っていく体験は非常にエキサイティングでした。
ルールの把握だけで数時間、いや下手したら10時間以上かかってるかも。
ルールがわかっても素の難易度がこれまた高く、何回やりなおしたか知れません。
ゲームと素で向き合うことの大切さを改めて説かれた、そんな心地がします。
やってて辛かったのは『They Bleed Pixels』
とにかく理不尽な方向に難易度が高くて、クリアは出来たもののもう二度とクリアしたくないです。純粋なホラーじゃないのでスルーしたらいいと思われるかもしれませんが、ジャンルにゴシックホラーアクションと書かれてしまったら仕方がない。
プレイヤーを苦しめる調整のゲームは本当に遊んでて辛い。
2020年はこんな感じでやたら難易度が高いゲームが多く、プレイしてて体力が要るものが多かったんですよね。
なんでなんだろう……?
悪い意味で印象的なのは『Little Hope』
前作『Man of Medan』と合わさると、クリアした時に脱力すること請け合い。
次回作は本当に大丈夫なんでしょうか……。
今年遊んだ中で特に推したいのは『Zombie Army4:Dead War』と『ゾンビサバイバルコロニービルダー They Are Billions』
『Zombie Army 4』は純粋に狙い撃つことの楽しさを教えてくれる良いゲームでした。
丁寧に組み上げれば、ありふれた要素でもこんなにも面白くなるのだと気づかされます。
『They Are Billions』はもうハマりまくって体調崩すぐらいやりましたね。
これも難易度が高めのゲームなのですが、クリアした後で難易度上げてもう一回遊びたくなる魅力を持ったゲームです。
しかし、こんなご時世になっても相変わらずゾンビゲーはたくさん出ますね。
心なしかゾンビゲーがちょっと多いような?
ゲームに限らず創作の良いところは自由であることだと思うので、現実とは関係なくガンガンゾンビゲーでも何でも出して欲しいですね。
願わくば、ゾンビ物は不謹慎だと言われるような世の中が来ないことを祈ります。
ゲームに現実持ち込んだ場違いなゴタゴタなんて見たくないですからね。
さて2021年ですが、Switchで既に1月7日に二本、ホラーゲームの発売が予定されています。
ダンジョンナイトメア 1+2 コレクション ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)
RED COLONY ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)
『リトルナイトメアⅡ』も2月10日に控えていますし、『バイオハザード ヴィレッジ』の発売も予定されています。
今年も振り返り記事が死ぬほど大変になるくらい、たくさんホラーゲームが出るといいですね!