旅情電波発信局

ホラーゲームや映画やその他諸々の好きな事を書き綴っていくブログです。たぶんゲームの話題多め。

消えた電脳九龍城砦 ウェアハウス川崎を写真で振り返る (後編)

ウェアハウス川崎を振り返る記事後半です。

↓前回の記事はこちら

denji-ch.hatenablog.com

 

 

三階

 三階は主にレトロゲームメダルゲームコーナーになっている。

みんな撮りたがる二階との吹き抜け部分をパシャリ。

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三階の吹き抜け部分周りにはテーブルと椅子が置いてあり、休憩が出来るようになっている。
テーブルも椅子は綺麗!

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洗濯物が干してあったり、窓に補強のテープが貼ってあるのも面白い。

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そして三階のレトロゲームコーナーはラインナップがものすごい豪華!
STGのタイトルはツボを押さえまくりのチョイスで大興奮!
興奮しすぎて
写真に収めるのを忘れてた・・・・・・。
ちなみに三階のゲーム置いてある場所は普通にちゃんとしたゲームセンターって感じ。
特に九龍城風ではない。

一応、記念に初代R-TYPEを一周してきた写真だけ撮った。(うっかりして2-4でゲームオーバー)

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さて、ウェアハウス川崎は四階ビリヤードフロア、五階インターネットカフェがあるのだが、九龍城風のフロアではないと聞いたので訪問時はスルーしてしまった。
時間も押してた上にゲームセンター目当てだったし!

しかし、帰宅後に四階にもレアなゲーム筐体があったと聞いて膝から崩れ落ちた。
『愛されるより愛シタイ 〜THE HOUSE OF THE DEAD EX〜』とかあったらしい。
これからは遠征する時はしっかり下調べしてから行くことを肝に銘じることにする。

ディテール

各所のディテールがしっかり作りこまれているのも、ウェアハウス川崎の特徴だ。

 中でも随所に貼られているチラシも魅力の一つ。
というわけで、貼られていた中からごく一部のチラシをご紹介。


なにか淫靡な文字列が並ぶチラシ。
言葉の意味はわからんが・・・・・・なんかえっちだ! 

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 もろに夜のお店という感じのチラシ。
性病治療のチラシもある。
こういうのがウェアハウス川崎が18歳未満立ち入り禁止の理由なのかな。

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しっかり汚し塗装された両替機の周囲にもチラシがベタベタ。
扉にもしいっぱい貼ってある。
剥がし後があるのも芸が細かい。

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こちらは機材搬入用エレベーター。
チラシもしっかり貼ってある。

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チラシ以外のディテールもご紹介。
これはゴミ箱。
ゴミ箱も汚し塗装ばっちり。ちゃんと小汚い。(褒め言葉)

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一階廊下のシャッター。
真ん中の文様は何を表してるんだろう。

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オマケで一階廊下天井の配線写真。
男の子ってこういうのが好きなんでしょ?

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2階男子トイレ

 ウェアハウス川崎で一番驚いたのが二階男子トイレ。
全力で薄汚い!
でもそこがいい!
薄汚くて喜ばれるトイレなんて、滅多にないんじゃなかろうか。

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どうしても中が撮りたかったので、人がいない隙を見計らって撮影。
ちょっと暗く撮りすぎた感ある。
でも実際も相当中が暗かった。

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洗面台が特に良い味出してる。

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 ウェアハウス川崎は異世界のような場所だけど、トイレの中は一層異世界度を増した場所。
雰囲気は最高だけど、用を足す時は落ち着かないのなんの。

行ってみての感想

 というわけで、写真と共に振り返ってきたわけだが、改めて素晴らしい場所だったと感じた。
弾丸ツアーで遠征したにも関わらず、心の中は充実感でいっぱい。
なにより外観や内装もさることながら、ゲームセンターとしてのクオリティの高さがガチ。
ビデオゲームのラインナップが非常に素晴らしく、たとえ九龍城要素が無くても飽きない。
それが圧巻の九龍城空間に詰め込まれているのだから、控え目に言って最高の空間という他が無い。

九龍城部分も想像を遥かに凌駕する作りこみで息を呑んだ。
ゲームセンター特有の喧騒と光輝が、アジア的な猥雑さと調和し、不思議に心地の良い空間を構成していた。唯一無二の経験ができたし、行って良かったし行かなければずっと後悔したと思う。

つくづく、このような素晴らしい場所が失われてしまったことが惜しい!
心の底から惜しい!

 

 幸いにして、一部のゲームは他のゲームセンターに移動して稼働しているようなので、もし興味のある方はそちらの方をチェックしてみるといいだろう。

 他の場所のウェアハウスもそれぞれ趣向を凝らしたコンセプトだと聞いているので、いつかそっちも遠征に行けたらいいなあ。

 

九龍城探訪

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大図解九龍城

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