旅情電波発信局

ホラーゲームや映画やその他諸々の好きな事を書き綴っていくブログです。たぶんゲームの話題多め。

仮面ライダーエグゼイドトリロジー アナザー・エンディング 仮面ライダーブレイブ&スナイプを観てきた

エグゼイドのVシネ、アナザー・エンディングが劇場で上映されたんで観てきた!

エグゼイドめっちゃ好きな仮面ライダーなので、Blu-ray出るのなんて待ち切れるわけがない!!

 

Vシネマ『仮面ライダーエグゼイド トリロジー アナザー・エンディング』公式サイト

www.ex-aid-trilogy.com

 

というわけで、あんまネタバレ無しで以下感想。

 

 



最初にまとめて言っちゃうと、「良くも悪くも三部作の一作目」って感じ。
檀黎斗神が脱獄して新たな事件が起こるところから始まる話ってのは聞いてたんだけど、あっけなさすぎるくらいさらっと脱獄しててびびった!
神、ほんとなんでもできるな……
TV版エグゼイドの特徴だったテンポの良さは健在で、開幕から度肝を抜くスピードで話が進んでいく。



クロノスに消された筈のラヴリカが神のせいで復活し、消滅した飛彩の恋人小姫と共に現れる事から始まるストーリー。


観てて改めて気づいたんだけどブレイブとスナイプって恋愛色の強い二人組だったんだなあと。ブレイブとスナイプの二人の物語でラヴリカはまさにうってつけの敵で、脚本の高橋悠也氏の物語のまとめ能力の高さはすごい。
飛彩と小姫、大我とニコ、二人の関係を交差させながら、飛彩と大我の物語を描き切る完成度の高さ。

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初期の「妖怪ガシャットを寄こせ」と化した大我先生も見られて良かった。

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ニコちゃんと大我先生の関係も一歩先のステージに進んだというか、ちょっと意外な方向に進んだのでそこも面白かった。ニコもギャンギャンわめき立ててた初期の頃から成長してるのが感じ取れてすごく良かった。エグゼイドはキャラの立て方や一貫性の描写が本当に巧みですごい。



反面で、戦闘シーンは相手がラヴリカということもあって薄味な印象。
単純な強さで勝てる相手ではないのでやっぱそこらへんはどうしてもね。
劇場に来てたちびっ子達は、戦闘シーンの少なさに若干不満そうな気配だった。

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当たり前だけど、檀黎斗神の企みに関してはほとんど何もわからないまま終わるので、この作品単体で見ると消化不良な感じもあったり。いや、面白いからこそ続きが観たくなるってことの裏返しでもあるんだけど。
三部作一気に観てえ!


とにかく続きが気になって仕方ないので、続く『パラドクスwithポッピー』『ゲンムvsレーザー』の二作が楽しみ。


個人的な見どころとして「笑い声が可愛くない小姫ちゃん」「唐突なサバ味噌(カブト要素)」「飛ばされたガシャットを探す大我先生」とかにも注目して欲しい。
考えてみれば当然なんだけど、今までも吹き飛ばされたガシャットみんなあんな風に探していたのかと思うとシュールで笑える。


しかし、登場しただけで劇場中の笑いを誘う檀黎斗神と天ヶ崎恋の怪演は卑怯。

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