2018年のコンシューマーゲーム機で出たホラーゲームを振り返ってみる
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2018年のホラーゲーム
少し遅くなりましたが、皆様あけましておめでとうございます。
2019年も始まったところで、昨年同様2018年のホラーゲームタイトルを振り返ってみたいと思います。
↓去年の記事はこちら
改めてリスト化してみると、2018年も様々なホラーゲームが発売されたんだな、と感慨深いですね。
気になったタイトルがあればプレイしてみてください。
例によって、国内のコンシューマーゲーム機で発売されたもののみ対象としています。
また、DL版から改めてパッケージ化されたタイトル及び別ハードに移植されたタイトルは除外しています。
レイジングループのパッケージ版とか出たんですけどね。
今回はSteamストアページでの販売がある場合はそちらのリンクも貼っています
Steam版とはローカライズ等、多少の差異がある可能性があります。
また、パブリッシャーはコンシューマー版の方のみ記載しているので注意してください。
2018年1月
The Inpatient 闇の病棟
ゲームソフト | The Inpatient -闇の病棟- | プレイステーション
1月25日発売。
VR専用のホラーゲーム。
無関係なフリして『Until Dawn -惨劇の山荘-』の完全なる前日譚という作品。
Until Dawnをやっていないとまったくストーリーがわからない、ファンアイテムといった趣き。
Until Dawnが好きorこれからやる予定があるならアリかも。
開発:Supermassive Games
販売:ソニー・インタラクティブエンタテイメント
対応ハード:PS4
価格:ダウンロード版 税込4,212円
2018年2月
ガンズゴア&カノーリ
Nintendo Switch|ダウンロード購入|ガンズゴア&カノーリ
ゲームソフト | Guns,Gore&Cannoli | プレイステーション
2月1日発売。
ゾンビとかを相手に戦うアクションゲーム。
ホラーじゃないけどゾンビゲー枠。
ゾンビジャンルをどう扱うべきかいまだに迷う。
純粋なホラーゲームではないので未プレイ。
噂ではSwitch版の方が翻訳がしっかりしてるらしい。
パブリッシャーの差ですかね。
値段の差もあり、Switch版の方が良いかも。
開発:Crazy Monkey Studios
販売:イントラゲームズ(PS4),フライハイワークス(Switch)
対応ハード:PS4,Switch,Steam
価格:ダウンロード版 税込1,550円(PS4)
税込1,000円(Switch)
税込980円(Steam)
METAL GEAR SURVIVE
ゲームソフト | METAL GEAR SURVIVE | プレイステーション
2月20日発売。
ゾンビが出てたらホラーゲームだろ!っていうノリでリストアップ。
メタルギアにゾンビが出るわけない? うるせえ! 何様のつもりだ!
MGSⅤと実戦サバイバルを組み合わせたまったく新しいサバイバルTPS。
あとゾンビが出る。あ、ワンダラーか。
序盤の難易度の高さを乗り越えれば、なかなか遊べるゲーム。
ただ粗もそこそこ多い。
オンライン要素がメインだが、今って快適にマッチングするのだろうか?
開発:コナミデジタルエンタテイメント
販売:コナミデジタルエンタテイメント
対応ハード:PS4,XboxOne,Steam
価格:ダウンロード版 税込5,378円
パッケージ版 税込5,378円
2018年3月
返校-Detention-
Nintendo Switch|ダウンロード購入|返校 -Detention-
3月1日発売。
台湾産の2Dホラーアドベンチャー。
アジアホラー特有の空気感と、台湾の歴史に根差したストーリーが味わい深い秀作。
ローカライズも非常に丁寧。
演出やアイデアも優れており、値段やプレイ時間も軽めなのでオススメの一本。
開発のRed Candle Gamesは、現在新作ホラー『還願 DEVOTION』の開発も進めているそうなのでこちらも期待大。
開発:Red Candle Games
販売:PLAYISM
対応ハード:Switch,Steam
価格:ダウンロード版 税込1,296円(Switch)
税込1,189円(Steam)
Past Cure
ゲームソフト | Past Cure | プレイステーション
3月1日発売。
ブツブツ独り言をずっと喋ってる陰気なおっさんが主人公のTPS。
おっさんは超能力が使えるが、独り言がほんとに気持ち悪くて生理的に無理。
メタルギアソリッドの出来そこないみたいな現実パートと、ステルスホラー要素のあるサイレントヒルの出来そこないのような悪夢パートを進む。
ゲーム内容もさることながら、独り言をひたすら言ってる主人公に気が滅入ってくる。
良く死ぬゲームなのにリトライの面倒さも難あり。
開発:Phantom 8 Studio
販売:Phantom 8 Studio
対応ハード:PS4,Steam
価格:ダウンロード版 税込2,980円(PS4)
税込2,989円(Steam)
アリゾナサンシャイン
ゲームソフト | アリゾナ サンシャイン | プレイステーション
3月22日発売。
VR専用の探索型ガンシューティングゲーム。
操作性はやや悪く、グラフィックもあまり良いとは言えないが、主人公の独り言がとにかく面白い。
時にユーモアを交えつつ、時に悲壮になりつつ、孤独にゾンビの群れの中を進む主人公に愛着が湧く事間違いなし。
同じ独り言でもPast Cureとは大違いだ。
値段がやや高めなのが難点か。
開発:Vertigo Games,Jaywalkers Interactive
販売:Vertigo Games
対応ハード:PS4,Steam
価格:ダウンロード版 税込4,999円(PS4)
税込3,980円(Steam)
2018年4月
Dead by Daylight
ゲームソフト | Dead by Daylight | プレイステーション
日本向けダウンロード版が4月4日発売。
パッケージ版も11月29日に発売。
Steamではとっくの昔に発売されている大人気ゲームなのでご存じの方も多いはず。
不死身のキラーと、4人のサバイバー陣営に分かれて争い、キラーはサバイバーを殺す、サバイバーは脱出するのが目的の非対称マルチ対戦ゲーム。
死ぬほど面白いゲーム。
死ぬほど面白くて、俺のブログ更新頻度が下がった原因の半分がコレ。
残り半分がSplatoon。
面白すぎるので極論これだけでもずっと遊べる。
始めたての人やマルチに抵抗のある人は、最初にソロで遊べるキラーで遊びがちだが、キラーは覚えることが多いので注意。
なによりキラーはめちゃくちゃ煽られるので、煽り耐性の無い人はサバイバーで遊んだ方が良いかも。
でも、そういう煽りサバイバーを殺すのがたまらへんねんな・・・・・・。
このゲームは語ると長くなるので、個別に記事を書いていきたい。
遊べるならフレームレートが安定してるPC版がおすすめ。特にキラーで遊ぶときは。
開発:Behaviour Digital
販売:3goo
対応ハード:Steam,PS4
価格:ダウンロード版 税込3,000円(PS4)
税込1,980円(Steam)
パッケージ版 税込6,040円(PS4、パッケージ特典付き)
2018年5月
The Coma:Recut
Nintendo Switch|ダウンロード購入|The Coma: Recut
5月24日発売。
韓国産の2Dホラーゲーム。
高校を舞台に殺人鬼と化した教師から逃げ回る。
韓国内でいまだ根強い人気を誇るWhite Dayを意識した作風で、随所にオマージュ的な内容が散見される。2D版Whit Dayって言った方がいいかも。
教室から出た瞬間に見つかったり、敵の徘徊ルートが理不尽だったりと、イライラする箇所がチラホラ。
ただ、イラスト風のグラフィックはクオリティが高く、見た目重視の人ならありかも。
開発:Digerati
販売:Devespresso Games
対応ハード:Switch,Steam
価格:ダウンロード版 税込2,000円(Switch)
税込1,489円(Steam)
2018年6月
殺戮の天使
Nintendo Switch|ダウンロード購入|殺戮の天使
6月28日発売。
RPGツクール製見下ろし型の2Dホラー。
ほら、フリーゲームでよくあるやつ。アレ。
めっちゃ厨二・・・もとい若者向けのシナリオに胃もたれしそうになる。
包帯グルグル巻きで、得物が鎌の殺人鬼が主人公の片割れって時点で、なんかこう・・・・・・、察して欲しい。
出てくる登場人物がみんな、厨二的で実質中身の無い会話を延々と続けるので適性が無いと辛い。
色々とリアリティとか深く考えずに、かっこよさげなセリフに酔い痴れることが出来る人なら買い。
合わない人にはとことん合わないし、好きな人は好きっていう感じ。
あと、SwitchやSteamでわざわざ買わなくても普通に公式でフリーで配ってる。
開発:星屑KRNKRN
販売:PLAYISM
対応ハード:PC,Steam,Switch
価格:ダウンロード版 税込1,500円(Switch)
税込980円(Steam)
2018年7月
The Walker
ゲームソフト | The Walker | プレイステーション
VR専用のホラーガンシューティング。
Move二本必須。
剣と銃を使い分けて怪物と戦う駆け引きが面白い。
最初の方こそ楽しく遊べるものの、途中からストーリーが一切なくなる。
一周ごとに武器が変わるが、ほとんど同じ構成のステージを三周遊ぶだけの薄い内容。
その代わり、三周目の難易度は激ムズ。
VRの仕様の裏をかいた攻略をしないとクリアは困難。
俺はクリアしました。めっちゃ大変でした。
難しいゲームが好きなら。
開発:Winking Skywalker Entertainment
販売:Winking Skywalker Entertainment
対応ハード:PS4
価格:ダウンロード版 税込1,080円(PS4)
Stifled
7月5日発売。
VR対応の一人称ホラー。
VRが無くても遊べます。
音を出してその反響で地形を把握して進む、エコーロケーションシステムが特徴的。
しかし音を聞きつけて怪物が寄ってきてしまうため、使い所を慎重にならなければいけない。
アイデアが光る一本。
ただし、物語のオチは賛否が分かれると思う。
開発:GATTAI GAMES
販売:ソニー・インタラクティブエンタテイメント
対応ハード:PS4 (PSVR対応),Steam
価格:ダウンロード版 税込2,149円(PS4)
税込2,050円(Steam)
Disease -ディジーズ-
Nintendo Switch|ダウンロード購入|Disease -ディジーズ-
7月5日発売。
ひたすらアイテムを探して画面をクリックするポイント&クリックゲー。
単調すぎて眠くなる。
テキストは丁寧だし、話もまとまってはいるのだが、面白いってほどでも無い。
価格は安めなのは救いか。
でもオススメはできない。
開発:オペラハウス
販売:D3パブリッシャー
対応ハード:Switch
価格:ダウンロード版 税込800円
送り犬
7月12日発売。
『学校であった怖い話』で有名な、飯島多紀哉氏がコンシューマー市場に帰ってきた作品。
選択肢次第でガラッと様相を変えるテキストアドベンチャー。
馬鹿馬鹿しい話から正統派な結末まで、様々な物語が楽しめる。
値段も控えめで面白く遊べる一本。
劇中で流れる全然合ってないノリノリのBGMは笑えるので必聴。
開発:シャノン
販売:メビウス
対応ハード:Switch
価格:ダウンロード版 税込990円
CLOSED NIGHTMARE
CLOSED NIGHTMARE[クローズド・ナイトメア] | 日本一ソフトウェア
ゲームソフト | CLOSED NIGHTMARE | プレイステーション
Nintendo Switch|ダウンロード購入|CLOSED NIGHTMARE
7月19日発売。
2018年発売とは思えない、実写主体で構成されたホラーアドベンチャー。
個人的に2018年一番印象に残ったゲーム。
登場人物の好演というか、怪演が光りまくる一本。
絶対に万人受けするゲームじゃないが、俺みたいに実写ゲームが大好きな人間の心には刺さりまくること間違いなし。
公民館みたいな建物の廊下を行ったり来たりして話が進むズッコケ感とか、堪らないものがある。
抱腹絶倒間違いなしのホラー。
ホラーゲームに恐怖を求めない人や、実写ゲーム愛好家のためのソフト。
東京SHADOWやThe Fearが好きな人は買い。
クリア後に解禁されるメイキング映像が最高なので必見。
開発:日本一ソフトウェア
販売:日本一ソフトウェア
対応ハード:PS4,Switch
価格:税込7,538円
2018年8月
FRIDAY THE 13th:The Game
FRIDAY THE 13th:The Game 公式サイト
ゲームソフト | フライデー・ザ・13th:ザ・ゲーム| プレイステーション
8月2日発売。
パリピなキャンプ指導員達が可愛そうなジェイソンをボコボコにリンチする非対称型ホラーマルチ対戦ゲーム。
え?違う?
たぶん合ってると思うんですけど。
開発が言う所によると、ジェイソンがキャンプ指導員を殺害していくゲームらしい。
マッチ開始までどのプレイヤーがジェイソンになるかわからないという、変わったシステムがある。
原作映画への愛が半端ではなく、『13日の金曜日』ファンならニヤリとできる要素がそこかしこに散りばめられている一本。
ただ、原作っぽさを尊重するあまり、ゲーム性が若干犠牲になっている気がしないでもない。
でも面白いゲームであることは確かなので、オンラインに人がいるうちに是非。
開発:Illfonic
販売:ナツメアタリ
対応ハード:PS4,Steam
価格:税込6,458円(PS4)
税込2,050円(Steam)
ガンズゴア&カノーリ2
Nintendo Switch|ダウンロード購入|ガンズゴア&カノーリ2
ゲームソフト | Guns, Gore & Cannoli 2 | プレイステーション
8月2日発売。
ゾンビ枠で一応その2。
未プレイだが1&2両方とも評判は良いので、そのうちプレイしてみたい。
開発:Crazy Monkey Studios
販売:イントラゲームズ(PS4),フライハイワークス(Switch)
対応ハード:PS4,Switch,Steam
価格:ダウンロード版 税込1,250円(PS4)
税込1,280円(Switch)
>Observer_
8月16日発売。
サイバーパンクな世界が舞台という、変わったシチュエーションの一人称ホラー。
主人公のダニエルを、映画『ブレードランナー』のレプリカント、ロイ・バッティ役で有名なルトガー・ハウアーが演じている。
グラフィックはレベルが高く、世界観は見事。
ただゲームプレイがやや単調であったり、プレイヤーを置き去りにするほどジャーゴンが飛び交う難解なシナリオは問題。
ホラー演出がシナリオから浮いていて、ホラーゲームとして見てもやや難がある。
ブレードランナーやニューロマンサー、攻殻機動隊等が好きな人には。
開発:Bloober Team
販売:オーイズミ・アミュージオ
対応ハード:PS4,XboxOne,Steam
価格:ダウンロード版 税込3,500円(PS4)
税込2,989円(Steam)
ゴキ's Room ~恐怖シリーズ~
ゲームソフト | ゴキ’S ROOM ~恐怖シリーズ~ | プレイステーション
8月16日発売。
VR専用タイトル。
個人的に2018年最恐の一本。
羽音をさせてまとわりつくゴキの大群をひたすら耐えるだけという潔い内容。
ゴキブリが苦手な人間は死ぬ。俺とか。主に俺が。
良く見ればグラフィックはそんなにリアルではないものの、そもそもよく見られないので関係がない。ゴキ嫌いは死ぬ。
興味本位で友達に遊ばせるのもいいが、人間関係が根底から崩れ去る覚悟はするべき。
あと、怖いことは怖いが、ホラーゲームの怖さじゃないよねこれ。
開発:グッドビジョン
販売:グッドビジョン
対応ハード:PS4(VR専用)
価格:ダウンロード版 税込864円
2018年9月
籠庭のクックロビン
Nintendo Switch|ダウンロード購入|籠庭のクックロビン
9月6日発売。
ゴシックホラーノベルゲーム。
「誰が殺したコマドリを」をモチーフとしたストーリー。
もともとスマホ向けに出てた作品をほぼそのまま移植したもの。
スタミナ制や課金部分をほとんど調整せず出しているため、変な所で話が切れまくる。
往年のケータイ小説を彷彿とさせる薄っぺらい展開が特徴で、懐かしい気分にさせられる。
開発:SEEC
販売:SEEC
対応ハード:Switch
価格:ダウンロード版 税込1,200円
NG
9月13日発売。
『死印』に続く心霊ホラーアドベンチャー第2弾。
前作のように雰囲気の作り方は上手く、登場キャラも個性豊かで面白い。
CERO Zじゃないのが不思議なぐらい、キャラがグロイ死に方をするので耐性の無い人は注意。
丁寧に作られていて好印象の一作。前作『死印』と併せてオススメ。
開発:エクスペリエンス
販売:エクスペリエンス
対応ハード:PS Vita
価格:ダウンロード版 税込5,400円
パッケージ版 税込6,264円
Dream Alone
Nintendo Switch|ダウンロード購入|ドリームアローン -Dream Alone-
9月27日発売。
LIMBOみたいなホラーチックな2Dアクションゲーム。
難易度の高さをやりがいと履き違えてる典型例。死にゲー。
見辛い画面と初見殺し、妙な仕様とタイミングゲーの複合攻撃がプレイヤーを襲う。
どうしても遊びたいというなら、先にLIMBOとINSIDEやってから遊びましょう。
以上。
開発:War Saw Games
販売:ワーカービー
対応ハード:Switch,Steam
価格:ダウンロード版 税込1,350円
2018年10月
マヨナカ・ガラン
マヨナカ・ガラン | 公式PlayStation™Store 日本
Nintendo Switch|ダウンロード購入|マヨナカ・ガラン
独創的なグラフィック表現が特徴のオカルトホラーノベル。
奇妙な信仰の残る村と、村人があがめる“聖人”を巡るストーリー。
プレイ時間は3~4時間程度と短いが、シナリオはまとまってるし、なによりオリジナリティの高さが素晴らしい。
一度PVを見て気になったらオススメ。
PS4とSteam版は意外な事にVR対応。
開発:CAVYHOUSE
販売:CAVYHOUSE
対応ハード:PS4,Switch,Steam
価格:ダウンロード版 税込1,200円
Narcosis
ゲームソフト | Narcosis(ナルコーシス) | プレイステーション
10月31日発売。
海底で殺人カニやイカ相手に奮闘する深海ホラー。
・・・・・・深海ホラーってジャンル、このゲームしかないんじゃね?
主人公は潜水服を着込んでいるため操作性が非常に重い。
プレイヤーの誘導が下手なため迷いやすいマップにイライラ。
それでも、最終的にはプレイして良かったと思えるシナリオが光る。
一発ネタだけど、案外悪くなかった作品。
翻訳があまり良くないのでそこは注意。
開発:Honor Code
販売:シティコネクション
対応ハード:PS4,Steam
価格:ダウンロード版 税込1,944円(PS4)
税込2,199円(Steam)
2018年11月
Transference
ゲームソフト | トランスファレンス | プレイステーション
11月1日発売。
謎解き×サイコスリラー、らしい。
公式紹介文の中にどこにも“ホラー”って書いてないのに、各種ゲームメディアではホラーゲームと紹介されていたので急遽リストに入れたタイトル。
頼むからホラー要素あるならしっかりホラーと書いてください。
この記事書いてる時にその事実に気づいたので未プレイ。
近いうちにプレイします。
開発:ユービーアイソフト
販売:ユービーアイソフト
対応ハード:PS4,XboxOne,Steam(VR対応)
価格:ダウンロード版 税込5,184円(PS4)
レッドストリート -悪魔の挑戦デラックス
Nintendo Switch|ダウンロード購入|レッドストリート - 悪魔の挑戦デラックス
11月1日発売。
ホラー系モンスターをグチャグチャに倒していくベルトスクロールアクション。
ホラーじゃないけどゾンビ枠で一応挙げとくやつです。
色んなゲームや映画のパロネタ満載で笑える。
Steamにもあるけど、Switch版の方が翻訳もされてて、なぜか安い。
開発:Secret Base
販売:CIRCLE Ent.
対応ハード:Switch,Steam(英語のみ)
価格:ダウンロード版 税込1,000円(Switch)
税込1,280円(Steam)
The Exorcist:Legion VR
ゲームソフト | The Exorcist: Legion VR | プレイステーション
11月2日に第1章が配信開始。
そのご順々に各エピソードが配信されていったタイトル。
VR専用。
刑事の主人公が不可解な事件の背後に潜む悪魔を十字架で祓っていく。
翻訳の質が劣悪で、日本語が何を言わんとしているかが理解しにくいことこの上ない。
操作性がイマイチなのも×。
ついでに、よく壁にめり込んで操作不能になる。
ホラー演出はそこそこ。
映画『エクソシスト3』が基になっているらしいのだが、未見のためどのぐらい映画の内容が反映されているかはわからない。
開発:Wolf & Wood Interactive
販売:LegionVR
対応ハード:PS4,Steam(VR機器必須。Steamは日本語対応無し)
価格:PS4完全版 税込3,675円
Steamバンドル 税込2,600円
Don't Knock Twice
Nintendo Switch|ダウンロード購入|ドント・ノック・トワイス
ゲームソフト | ドント・ノック・トワイス| プレイステーション
一人称のホラーゲーム。
魔女バーバ・ヤーガの伝承を基にしたストーリー。
PS4,Steam版はVR対応。
Switch版で遊んだけど、VRじゃないのに酔いかけた。
独特の操作感が酔いを誘発するため、3D酔いに弱い人は最初にオプションでしっかり自分向けに調整しよう。
操作性は全体的に悪い。
ストーリーも質素だし、ゲーム自体もすぐ終わる。
斧がやたら強い。
開発:Wales Intaractive
販売:Wales Intaractive(PS4),Wiknkig(Switch)
対応ハード:PS4,Switch,Steam
価格:ダウンロード版 税込1,400円(PS4)
税込1,989円(Steam)
The Door
11月30日。
なんと主人公がノーベル賞受賞者という異例の経歴を持つ、一人称視点の謎解き型脱出ホラーゲーム。
しかもノーベル遺伝学賞だ。なんだその賞!?
このゲームの謎が解ければ君もノーベル賞だ!
ただし謎解きは全体的に低品質で、粗雑。
ぶっちゃけ考えるだけ無駄な謎解きばっかりで、真面目に取り組むと損をする。
ノーベル賞の品位を貶める為に作られたゲームだと考えるのが妥当。
開発:Skonec Entertainment
販売:Skonec Entertainment
対応ハード:PS4(PSVR対応)
価格:ダウンロード版 税込3,500円
2018年12月
Hollow
Nintendo Switch|ダウンロード購入|Hollow (ホロウ)
12月6日発売。
Switchでは今のところ珍しい、ホラーFPS。
閉鎖された宇宙船内でクリーチャーと戦う。
恋人を探しに宇宙船に乗りこむというプロットも、途中で幻覚に苦しめられるという展開も同じで、明らかにかの名作Dead Spaceを意識している。
雰囲気は良いのだが、画面が暗いわ、次どこ行ったらいいかわかり辛いわ、アイテムは見えないわでプレイが難儀するゲーム。
世界一見辛いマップを搭載しているゲームでもある。
更に困ったことにバグまみれで、近接攻撃が意味をなさなかったり、エンディング直前で進行不能バグに陥ったりする。
あまりオススメできない。
開発:Forever Entertainment
販売:レイニーフロッグ
対応ハード:Switch,Steam
価格:ダウンロード版 税込2,000円(Switch)
税込1,989円(Steam)
2018年総括
2017年はホラーゲームが25本も出て大豊作!と書きましたが、2018年も蓋を開けてみれば豊作の年でした。
『ガンズゴア&カノーリ』『METALGEAR SURVIVE』『レッドストリート -悪魔の挑戦デラックス』等の正統なホラーとは言えない、いわゆるゾンビ枠を除いて、それでも24本もホラーゲームが発売されました。
一月2本ペースです。
どうりで積みゲー増えるわけだ。
2018年の特徴としては、小規模なインディータイトルの多さが目立つという点でしょうか。
2017年は『バイオハザード7』『サイコブレイク2』といった大作ゲームの発売がありましたが、2018年にはありませんでした。
実際に出ている本数の多さにも関わらず、どこか地味な印象を与える発売ラインナップは、ここら辺が原因なのでしょう。
もう一つ、VRタイトルが増えているという点も見逃せません。
『The Inpatient -闇の病棟-』から始まり、『アリゾナサンシャイン』『The Walker』『ゴキ'S ROOM ~恐怖シリーズ~』『Stifled』『マヨナカ・ガラン』『Transference』『The Exorcist : Legion VR』『Don't Knock Twice』『The Door』と、VR対応のゲームが合計10本も出ています。
VRの普及の結果なのか、たまたま同じタイミングでリリースラッシュになったのかはわかりませんが、“ホラーゲームが好きならVR機器は持っておくべき”と断言できるだけの盛り上がりを見せているのではないでしょうか。
一方でこれらのVR対応ゲームは、操作性やVR酔いの対策等、まだまだ課題を感じさせる点が多い事も事実です。
ホラーとVRの相性の良さは確かに伝わるだけに、これからも試行錯誤を重ねていって欲しいジャンルですが、果たしてどうなることでしょう。
さて、個々のタイトルを見ていきます。
特筆するべきタイトルはやはり『Dead by Daylight』
Steamや海外ではとっくに発売されていたため純粋な2018年タイトルと言うのは些か抵抗がありますが、国内PS4ユーザーの人口が増えてDbD界隈が活発になったことは間違いありません。
新キラーの追加もまだまだ控えていますし、今からでも遅くないので是非遊んでほしいタイトルです。
次にDbDと比べられることが多い『FRIDAY THE 13th:The Game』
ゲーム展開の遅さや、システムのわかり辛さ、ジェイソン操作の難しさなどで今一つDbDに人気が及ばない印象のあるタイトルですが、決して悪いゲームではありません。
原作愛はひしひしと伝わってきますし、ホラー映画好きには一回触れてみて欲しいタイトルです。
でもやっぱジェイソン操作は難しいかな・・・・・・。
心霊ホラーシリーズ第2弾の『NG』も良かったですね。
『死印』が光る所の多い良作だっただけに、『NG』でしっかり繋げてきてくれたことがとても嬉しい。
Vitaは生産終了してしまいますが、ハードを持ってる人にはオススメです。
PS4かSwitchで移植版出そうな気はしますけどね。
『マヨナカ・ガラン』も良かったです。
作家性をドンと押し出す作風と、他に負けない個性で勝負する姿勢が、良いインディーゲームの見本のような作品でした。
少なくとも、『マヨナカ・ガラン』に似たゲームは他に無いと断言できるだけのオリジナリティがありますし、記憶に残る一本です。
価格もお手頃ですし、気になったら手に取ってみてはいかがでしょうか。
飯島多紀哉氏の『送り犬』は、『送り犬』自体が、というよりも飯島氏がコンシューマーに帰ってきたことが嬉しいですね。
『四八(仮)』の悪いイメージがつきまとってしまった飯島氏ですが、七転び八転がりの同人作品ではとてもいい仕事をされてるので、是非とも汚名返上していただきたいところ。
『学校であった怖い話1995』シリーズとか面白いですし。
そして2018年個人的イチオシな『CLOSED NIGHTMARE』
このゲームはもっと評価されていいと思います。
下手なコメディより笑えますし、インパクトが絶大で最高でした。
アサイラムの映画が好きな人とかには刺さる一本ではないかと。
しかし値段が高いのがネックですね・・・・・・。
軽くPCタイトルにも触れておきましょう。
まず何と言っても『AGONY』
もうね、このゲームが苦痛で苦痛で仕方なくて、
これ以降のゲームが全部面白く感じられるAGONYショックが起きました。
どのゲームも『AGONY』に比べたら遥かにマシだな・・・・・・って思ってしまう。
世界観は素晴らしいゲームなんですが、それらを台無しにして余りある地獄が広がるゲームでした。
FNAF新作の『Ultimate Custom Night』も出ましたね。
アニマトロニクスの強さを完全に自分で調整できる作品ですが、FNAFシリーズのゲーム部分の集大成という感じで、面白いゲームでした。
All50は難しすぎてやる気が起きませんが、自分でやって面白いラインで遊ぶ分には楽しいゲームです。しかも無料。
映画製作も進んでいるようですし、今のうちにFNAF遊んでおくのもいいかもしれませんね。
さて、だいぶ長くなってしまいましたが、2018年も良いホラーゲーム年でした。
2019年は『バイオハザード2:RE』『Dayz Gone』『Call of Cthulhu(Steamでは発売済みですが)』など、すでに注目作のリリースが決定しています。
2019年も楽しみな年になりそうですね。